小学生のお小遣いのあげ方
実際に小学生の子供にお小遣いをあげようと考えたときは、3つのポイントを押さえておくことが大事です。各家庭でどのような方法をとるのかは、子供も含めて話し合うことも必要になります。ここでは3つのポイントについて、詳しくご紹介します。どんな方法が適しているのか、検討する際の参考にしてください。
定額制
定額制とは、あらかじめ1ヶ月いくらという金額を決めてお小遣いをあげる方法です。定額制のメリットは、子供がお金の管理を覚えられるということです。仮に1ヶ月1,000円と決められた場合、何にいくら使うのかを考えなければ、あっという間にお金はなくなってしまいます。ほしいものを衝動的に購入するのではなく、計画性を持たせるという点では、定額制がおすすめです。ただし、お小遣いがもらえないからという理由で、お手伝いをしなくなるというデメリットもあります。
変動制(報酬制)
変動制とは、「お手伝いをしたらいくら」など、その都度お小遣いをあげる方法です。働いたことに対する報酬としてのお小遣いなので、働かなければ当然お小遣いはもらえません。変動制のメリットは、お金は働いて得るものということを教えられることにあります。ただし、お金がもらえなければ働かない=お手伝いをしないなどという考え方が生まれてしまう可能性もあります。回数、金額などをきちんとルール化し、子供も納得できる条件を決める必要があります。
ルールを決める
お小遣いをあげると決まったら、各家庭でルールをきちんときめましょう。
- 追加であげることはしない
- 何に使ったのかをハッキリとさせる
- あげる日にちを決める
など、子供と一緒にルールを設定してください。ルールの設定は非常に大切なポイントです。決められたことを守るということを教えるためにも、簡単に変更することはよくありません。守れるルールをあらかじめ考えて、子供の成長に合ったルールを提案してあげましょう。