【判断力】我が子は判断力が低い?判断力の低い子供の特徴と鍛え方 ( 2 )

「判断力」が低い子供にはどのような特徴がある?

同じ年ごろの子供であっても、「判断力」の身につき方には個人差があります。今回は「判断力」が低い子供の特徴を3つご紹介します。

(1)「自分で考える」機会が少ない

「判断力」が身につきづらい子供の特徴の1つに、自分で考える機会が少ないという点が挙げられます。教育研究家で家庭教師集団「名門指導会」代表の西村則康さんは、「決められない子供」の特徴を以下のように記述しています。

「決められない」原因のひとつは、お子さん自身が決めるという機会がないことです。親が決めた結果を「実行」するだけだと、自分で決める、判断する力は育ちません。

(引用元:「決められない子」にしないために。これからの時代に必要な判断力とは|KIDSNA

親の中には、失敗しないように子供のことを何でも決めてしまう人もいるでしょう。親による冷静な判断は、そのときは子供のためになるかもしれません。しかし長期的に見ると、子供の「判断力」が身につく機会を奪ってしまっているのです。

親の判断の中には、子供の意思が反映されていないものもあるかもしれません。子供が望んでいない判断を下してばかりいると、それは親による過干渉となっている可能性もあるでしょう。

(2)自分の考えに自信がない

「判断力」が身につきづらい子供の特徴には、子供が自分の考えに自信がないという点も挙げられます。内閣府が発表した「平成26年版 子ども・若者白書」によると、日本の子供たちは自己を肯定的に捉える能力が諸外国よりも低いということが分かっています。具体的には、以下のグラフのようになっています。

(引用元:平成26年版 子ども・若者白書(全体版)|内閣府

自分に自信がないことが、積極的な自己主張を妨げている可能性があります。自分の意見による判断を下す勇気が出ず、「判断力」を向上させることができない子供もいるでしょう。

(3)周りに合わせようとしすぎてしまう

「判断力」が身につきづらい子供の特徴の中には、周りの目を気にしすぎてしまうという点も挙げられるでしょう。自分の意見を積極的に伝えることよりも、和を乱さない判断を選んでいるのです。

何かを判断する際には、全体を尊重した判断をすることが必要な場合もあります。その際に自分の意見ではなく、周囲の意見に同調してしまう子供もいるでしょう。

その場はうまくまとまるかもしれません。また、「全体に合わせることが大切だと判断する」力は育まれていると言えるでしょう。しかし、個人としての判断を迫られたときに生かすことができる「判断力」は身につきません。

普段からグループで行動することが多かったり、周りの目を気にしすぎてしまったりしている場合は、子供の判断力は身につきづらい可能性があるでしょう。