社会人基礎力を身につけるメリット・デメリット
社会人基礎力を身につけることは、子供にとって具体的にどのような影響をもたらすのでしょうか。メリット、デメリットに分けて社会人基礎力が子供に与える影響についてご紹介します。
社会人基礎力を身につけるメリットとは？
まずは、社会人基礎力を身につけることのメリットとは何かを考えていきましょう。今回はメリットの具体例を2つご紹介します。
就活に便利！企業から求められる人材になりやすい
社会人基礎力を身につけることで、子供は企業から求められる人材になりやすいというメリットがあるでしょう。社会人基礎力は経済産業省によって明確に定義されています。定義された能力は企業からも求められる能力である可能性が高く、効率良く社会で活躍できる能力を身につけやすくなるでしょう。
仕事で便利！社会で早くから力を発揮できる
社会人基礎力は、働くうえで必要とされている能力です。社会人基礎力が備わっていることによって、備わっていない人に比べて仕事上での成果を出しやすくなることが期待できます。
社会人基礎力を身につけるデメリットとは？
一方で社会人基礎力を身につけることにデメリットはあるのでしょうか？ 今回はデメリットの具体例を2つご紹介します。
学業に費やすことができる時間が減ってしまう
社会人基礎力は、一部を除いて学力で測ることができる能力ではありません。社会人基礎力を身につけるためには、さまざまな活動に参加することが必要になります。したがって必然的に学業に費やす時間が減ってしまう、というデメリットは起こり得るでしょう。
習得できたかが見えづらく、高い意識を維持しにくい
学力テストの点数や偏差値で測ることができる学力とは違い、社会人基礎力はその習得の基準が明確であるとは言えません。したがって、能力を磨こうと努力をしていても、能力が身についたという自覚を持つことは容易ではありません。
そのため、努力をしても力が身についたような気持ちにならず、モチベーションを維持しづらい可能性があるでしょう。
