子供の体力低下は本当?2018年最新データで見る原因と悪影響とは

子供の体力低下は本当?2018年最新データで見る原因と悪影響とは

「現代の子供は体力が低下している」という話を聞いたことがある人もいるのではないでしょうか? 体力の低下は子供の成長にどんな悪影響を与えてしまうのだろうかと、不安に思っている親もいるでしょう。当記事では2018年度最新のデータをもとに、現代の子供の体力の実態と体力低下の原因、そして体力低下がもたらす影響についてご紹介します。

子供の体力が低下している?その原因とは

単に「体力が低下している」と言っても、その原因は人によってさまざまです。まずはどのようなことが原因となって子供の体力低下を引き起こしているのか、3つの原因をご紹介します。

(1)外遊びできる場所が減ったこと

子供の体力低下の原因について、文部科学省はホームページ上で以下のように解説しています。

都市化や自動車の普及は、子どもたちの手軽なスポーツや外遊びの場であった空き地や生活道路を奪った。都市公園や学校開放、公共のスポーツ施設は増加しているものの、子どもたちが自由に遊べないなどの問題がある。

(引用元:3 子どもの体力の低下の原因|文部科学省

体を十分に動かすためには、ある程度の広さの空間が必要です。屋外の遊び場については、都市化の影響により子供の遊び場に建物が建設されてしまった可能性があります。したがって外遊びできる場所が減ってしまったことが考えられます。

スポーツを行うための施設は開発されても、騒音問題や利用可能時間の制限、安全面の配慮などから子供が使用できる範囲が限られてしまっていることもあります。屋内外の両方において、子供が自由に体を動かすことのできる場所が減ってしまっていると言えるでしょう。

(2)一緒に遊ぶ子供の数が減ったこと

文部科学省では、子供の体力低下の原因について以下のようにも解説しています。

少子化が進み、兄弟姉妹の数が減って、スポーツや外遊びの仲間となる身近にいる子どもが減少した。また、学校外の学習活動などで子どもが忙しく、平日の放課後に遊びたくても、自由な時間が取れなかったり、友達と時間が合わないことで仲間がつくりにくい。

(引用元:3 子どもの体力の低下の原因|文部科学省

体を動かすことは1人でもできます。しかし幼い子供の場合は公園で兄弟や友達と遊ぶなど、複数人で体を動かすことが多いでしょう。

多くの習い事をしている子や家が周りの友達より遠い子など、子供にはさまざまな事情があります。なかなか友達同士で都合がつかないため、遊び相手がいないという可能性もあるでしょう。

(3)SNSやゲームなど自宅遊びが増えたこと

一緒に遊ぶことができる友達が減ってしまったことに加えて、文部科学省では以下のように解説しています。

仲間が少ないので群れることがなくなり、自分たちで外遊びを考え出すことが難しくなり、テレビゲームなどの室内遊びをすることが多くなる。このように、仲間の減少がスポーツや外遊びをできにくくする要因となっている。

(引用元:3 子どもの体力の低下の原因|文部科学省

屋外で遊ぶ際には、どんなことをして遊ぶかを子供同士で考えなければなりません。現代の子供たちは屋外で遊ぶ機会が少なくなっており、同時に外遊びを考える機会も減ってしまっていると考えられます。

テレビゲームやインターネット、SNSを利用すれば、遊びのルールを考える必要はほとんどありません。遊びたいときにすぐに遊ぶことができるため、その手軽さから自宅遊びを選ぶ傾向があるのかもしれません。

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