働き方に影響? 交渉力を身につける方法とは?
日常生活の中で鍛えた交渉力は、必ずビジネスシーンで役立ちます。
相手の話や意見を最後までしっかりと聞く
相手が話し終わるまで、相手の目を見てきちんと話を聞きましょう。話を最後まで聞き終えなければ、相手の想いや言葉の裏に隠された本音を見抜くことはできないからです。
「助け」ではなく「アドバイス」を求める
「学校に漢字ドリルを忘れてきちゃったんだけど、どうしたら良い?」と聞かれた場合は、「どうすれば良いと思う?」と考えさせるトレーニングをしましょう。
子供は自分で考えることをやめて相手に答えを委ねてしまうことが多いです。助けに応えるばかりでなく、「AとBの2パターンあって、Aが良いと思うんだけどどう思う?」と子供の方から聞けるようになるまでトレーニングをしてみてください。
相手に話すときは簡潔に
子供と話をするときは、だらだらと話さずに要点をまとめて話すことを意識してみてください。子供は、親の話し方や身振り手振りを見て覚える能力があります。日々の子供との会話の仕方を変えてみることで、人に分かりやすく説明できるスキルが磨かれていくはずです。
「結論」→「理由」の順番で話すことを常に意識する
「学校に体操着を忘れてしまった(結果)」→「ロッカーの奥にしまっていて気づかなかったから(理由)」というように、「結論」から「理由」の順番で話すことを常に意識させてみてください。
「結論」から「理由」の順番を強く意識することで、同じことが起こらないようにするためにはどうすれば良いのかを子供が考えるきっかけになります。
相手へのメリットを考える
自分の主張ばかりを押しとおすのではなく、「この提案を受け入れた場合、あなたにとっても大きなメリットがあります」といった相手へのメリットも必ず伝えましょう。
自分の要望だけを主張していると、相手から「自分勝手」「自分さえよければそれで良い人」「相手のことは何も考えていない」と思われてしまうこともあります。相手との人間関係を良好に保つためには、相手がどう思っているのか? どうしたら喜んでもらえるか? と相手の気持ちを尊重する思いやりも忘れないようにしましょう。
まとめ
子供は誰が教えたわけでもないのに、自分の願望を叶えるためにどう相手を説得すれば良いのかを知っています。子供の交渉力を最大限に引き出し、立派な大人に成長できるように普段の何気ない会話から習慣づけることが大切です。
参考
クジラ研究で鍛えた交渉力 凄腕コンサルの筑波大時代 本徳亜矢子アクセンチュア・マネジング・ディレクターが語る(上)|NIKKEI STYLE
交渉力を今すぐ上げる「6つの方法」|TABI LABO
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