人望の厚い人に共通するコミュニケーション力とは? 鍛えられるもの? - cocoiro(ココイロ)

人望の厚い人に共通するコミュニケーション力とは? 鍛えられるもの?

意思疎通を図ることを形容する言葉として「言葉のキャッチボール」というフレーズがあります。コミュニケーションは、会話を円滑に進めて良好な人間関係を築く上で必要不可欠なスキルの1つです。

人見知りの子を持つ母親の中には「初対面の人と2人きりになると、何を話せば良いのか分からず会話に困る」「目が合いそうなるとなぜかそらしてしまう」といった子供の言動に悩みを抱えている人も一定数いるはずです。

しかし、社会人になると営業や取引先との会食も発生することが多く、相手が快く過ごせる空気を自然に作れなくてはなりません。そのため、自分から話題を提供して場を盛り上げるコミュニケーション力を身につけておくことで、自分の価値をアピールする強みにもなります。

当記事では、コミュニケーション力を鍛える方法を紹介します。日常生活で意識するだけで、子供のコミュニケーション力が上がるでしょう。

コミュニケーション力とは?

そもそもコミュニケーション力とは、意思疎通を円滑にするための能力のことを指します。ただ一方的に自分の意思や考えを主張するのではなく、相手の想いをくみ取ることも大切です。そのため、話す相手の立場や相手との関係、状況、話の内容などをすべて考慮しながら、話を進めていく必要があります。

社会人であれば、初対面の人と会った場合、趣味や出身地、年齢、時事ネタや天気の話、好きな食べ物の話、血液型といった具合に当たり障りのない話が多いのではないでしょうか? 「出身校が同じ」「年齢が近い」といった共通点があるだけで、話が盛り上がって意気投合する可能性もあります。

信頼関係を築く以前に、お互いを理解し、関係を構築する上でコミュニケーションは重要な役割を担っているのです。


(参照元:コミュニケーション能力、規範意識、 社会参画の態度等の育成について|文部科学省

文部科学省が発表した「コミュニケーション能力、規範意識、 社会参画の態度等の育成について」によれば、日本経済団体連合会が実施したアンケート調査結果(平成23年9月)における「企業が採用選考時に重視する要素」に関する項目で、コミュニケーション力が全体の8割を占めているのです。

この結果からも分かるように、私たちが社会生活を営む上で、人との関わりが必須である以上コミュニケーション力は欠かすことのできない重要なスキルだということです。