子供が大きくなると1人で出かける機会も多くなってきます。そこで考えなければいけないのが門限です。
当記事では、小学生、中学生、高校生、大学生それぞれの門限の平均や、門限を守れなかったときの対処法など、気になる子どもの門限事情について詳しくお伝えしていきます。
もくじ
親なら気になる!子どもの門限事情
子供の一般的な門限は何時?
(参照元:イマドキの門限事情|ヨムーノ)
ほかの家庭の子供の門限が何時なのか気になるところ。株式会社オウチーノが行った子供の門限に関するアンケート調査によると、「(門限は)特に設けていない」と答えた人が半数を占めていました。門限を設定しない理由には、「鐘が鳴ったら帰ってくるので」、「ほとんど一緒に帰宅しているため」、「夕飯にはちゃんと帰ってくるから」などが挙げられています。門限時刻としては「17時」が最も多く、続いて「17時より前」と回答した親が多かったようです。
学齢別に見ると、小学生の子供を持つ親の56.1%が門限を設けており、「17時」を門限時間としている家庭が最も多いという結果となっています。一方、門限を設定している中学生の親は41.6%で、小学生と比べると門限がある家庭の割合が10%ほど減少するようです。また、門限時間を「18時」としている家庭が1番多いことが分かりました。子どもが高校生の親になると門限を設けている割合は45.3%。小中学生よりは割合は減るものの、依然として半数以上の家庭で門限が設定されていることが判明しました。高校生に最も多い門限時刻は22時でした。
子どもの年齢 | 門限を設けている 家庭の割合 |
最も多い門限時刻 |
---|---|---|
小学生 | 56.1% | 17時 |
中学生 | 42.1% | 18時 |
高校生 | 45.3% | 22時 |
子供が門限を守っているかどうかとの質問には、「常に守っている」と回答した人が43.5%、「たいてい守っている」と回答した人が半数となっており、「ほとんど守らない」と答えたのはわずか4.7%でした。よって、ほとんどの子供が門限を守っていると言えます。
門限は何のためにある?
なぜ門限を設定し、子供に守らせたいのでしょうか? それは「我が子の安全を守りたい」という親の気持ちから来るものです。昼間は人の目が多くて比較的安全ですが、夜は暗く人通りも少なくなります。子供の連れ去りや性被害といった犯罪や不審者から子供を守るためにも門限は大切です。
「◯時までに帰ってきなさい!」と言っただけでは、子供にはなかなかピンと来ないものです。まずは子供になぜ門限があると思うのかを聞いてみましょう。自分で考えた方が門限の重要性をより認識できるでしょう。また、「暗くなると人通りが少なくなって、万が一何かがあったときにすぐに助けてもらえないかもしれないから、◯時までには帰って来るようにしてね」というように、門限を設けている理由を子供に分かりやすく明確に伝えると良いでしょう。