フラッシュ暗算で子供の頭が良くなる?メリットや練習法をご紹介! - cocoiro(ココイロ) - Page 2

フラッシュ暗算のコツ

3桁の数字が0.1秒単位で10個連続で流れたりするとなかなかついていけません。フラッシュ暗算は難しそうと感じている方のために、コツをお伝えします。大量の数字を正確に計算していくにはコツがあります。

頭の中でそろばんをはじく

フラッシュ暗算は珠算式暗算で計算すると言われています。珠算式暗算とは、頭の中にそろばんがあり、そろばんの珠をイメージして計算する方法です。目に入ってきた数字をそのまま計算するのではなく、そろばんの珠に置き換えることで脳へのストレスも少なくなります。数字をそろばんの珠に置き換えるため、記憶に残りやすく、計算もスムーズに行うことができます。

数をこなして慣れる

フラッシュ暗算の考え方が理解できても、いきなりできるようになる訳ではありません。珠算式暗算では、そろばんの珠の動かし方を覚える必要があります。そろばんに慣れていない人は苦戦するかもしれません。しかし、珠の動かし方はパターン化されています。反復練習によって慣れることで、条件反射的に頭の中で珠を動かせるようになります。

頭の中で自然と珠を動かせると、計算における脳の負担を減らすことができ、数字をそろばんに当てはめるイメージに集中力を割くことができます。はせがわわかの著書『頭のいい子にする最高の育て方』(SBクリエイティブ)では、複雑な問題をシンプルに考える力を身につけることで、頭の良い子に育つと記載されています。複雑に見えるフラッシュ暗算も、脳の負担を減らしつつシンプルに考えていくことで、自然とできるようになるのです。

参考
瞬時に計算! フラッシュ暗算のコツを伝授します|ベネッセ教育情報サイト

フラッシュ暗算は何歳から始めたら良い?

そろばんをイメージしながら行うフラッシュ暗算ですが、幼児期(3~6歳ごろ)から開始できると良いでしょう。幼児期に右脳は活発に働くため、そろばんやフラッシュ暗算などで右脳を刺激することで、感性や直感力、ひらめき力を高めることができます。

成長するにつれて左脳の働きが大きくなります。幼児期に右脳の働きを高めることで、両方の脳をバランス良く使うことができ、さまざまな能力を発揮しやすくなるでしょう。

参考
そろばんは何歳から学ばせるのがベスト?|いしど式まとめ

フラッシュ暗算の練習法

フラッシュ暗算の練習法
ここでは、子供がフラッシュ暗算を身につけるための練習法を6つご紹介します。

Webサイトでフラッシュ暗算を練習する

フラッシュ暗算の流行やプログラミングでのゲーム制作が活発なことから、Webサイト上でフラッシュ暗算の練習ができるケースが増えてきています。

例えば、以下のようなサイトがあります。

これらのWebサイトではフラッシュ暗算を無料で実践できることが多いので、気軽に取り組むことができます。

脳トレゲームを使用する

東北大学の川島隆太教授により、脳トレのブームが訪れました。その影響で脳トレゲームが数多く発売され、ゲーム内にフラッシュ暗算が組み込まれているものもあります。例えば、以下のようなゲームはその例です。これらのゲームでは、ゲームをしながらフラッシュ暗算を行うことができます。

ゲーム好きな子供は夢中になるかもしれません。ただ、ゲームソフトにはフラッシュ暗算以外のコンテンツもあり、他のゲームばかりに没頭してしまう可能性もあります。