仕事ができる人に共通している巻き込み力とは? 日常的に鍛える方法は? - cocoiro(ココイロ) - Page 2

「人を巻き込む力」のある人に共通する3つの特徴

巻き込み力の高い人の共通点とはどういったものなのでしょうか。

(1)ポジティブシンキング

巻き込み力のある人は、明るく前向きで、新しい物事に対しても積極的、ポジティブシンキングを持っている、などの特徴が挙げられます。成し遂げたい明確なビジョンに対して、どうアプローチすれば最短距離で最大の成果を出せるのか、ということをロジカルに考えることができるのです。

(2)人柄が良い

無謀だと思えることにも果敢に立ち向かい、何度失敗しても決して諦めない何事にも常に一生懸命な姿は、多くの人の心を動かします。「あの人があんなに頑張っているんだから自分も頑張ろう」「あの人のために目標を達成しよう」と周囲は感化され、少しずつ結束力が高まっていくのです。

(3)意思決定が早い

巻き込み力の高い人は、計画から実行までの意思決定のスピードが速いという特徴があります。例えば、車内のプロジェクトや企画、部活動の試合、高校や大学の学園祭イベントが決まった段階で「誰に」「どんな仕事を依頼するか」「どんな切り口で展開するか」といった判断が非常にスピーディーなのです。

実行するまでの判断が速ければ、プロジェクト全体の進み具合もスピードアップするため、失敗しても早めにリカバリーできるのです。

巻き込み力が高いことのメリット

巻き込み力が高いことのメリット
巻き込み力は、ビジネスマンに求められる重要なスキルではあります。それがどうプラスに影響するのでしょうか?

多くの人から高い信頼を得られる

巻き込み力が高い人には、多くの人を惹きつける人としての魅力があります。そのため、自然と人が集まるのです。「あの人のためにできることなら何でもしたい」「ついていきたい」と自分を慕ってくれる人が多いほど、人としての価値は高まります。

より多くの成功体験を積める

自分1人ではとうてい無理だと思えることでも、多くの人の協力を得られることによって実現可能になります。それが成功体験として蓄積されていくため、自分への自信につながるのです。たった1人の優れたプレイヤーがいるチームよりも、それぞれの得意分野やポテンシャルを最大限に発揮できる人材が集まるチームの方が、短い期間で最大の成果を出すことができます。