子供の近視、見直すべき生活習慣や予防法が知りたい! ( 2 )

近視の主な原因2つ

それでは、近視の主な原因について見ていきましょう。近視の低年齢化が進んでいるのは、生活習慣も大きく関わっているほか、親が近視を持っているなどの遺伝的要因も関係していると言われています。

環境要因:目の使いすぎよりも、近づけてものを見ることのほうが原因として大きい

近視の原因の1つとされている「環境要因」は、家庭でゲームをしたり漫画を見るなど、近づけてものを見ることが関連していると言われています。しかし、目を使いすぎているからといって必ずしも全員が近視になるというわけではなく、あくまで統計的データとして根拠づけられていると言えます。海外の調査では、近くを見ることの多い都会の学校の方が、地方にある学校よりも子供が近視になる割合が高いという報告があるようです。

参考
目を使いすぎると近視になるの?|公益社団法人 日本眼科医会

遺伝要因:親が近視だと、子供も近視になりやすい

環境要因のほかに近視の原因といわれているのが「遺伝要因」です。例えば、まだ小さい子供でも眼鏡で矯正するのが難しいくらい強い近視を持っていた場合、遺伝的な影響が大きいと考えられています。親が強度の近視である場合、子供が小さいうちから近視を発症する可能性があるといわれています。

近視の予防法や対策について

子供が近視にならないための生活習慣や予防法、対策について見ていきましょう。環境要因が近視の原因となっている場合は、子供の生活習慣を早いうちから見直すことで、近視の予防につながるかもしれません。

明るい部屋の中、正しい姿勢で勉強や読書を

近視は近くの物を長い間見ることで発症しやすくなると言われています。本を読むときは30センチ以上離して読むようにし、背筋を伸ばして姿勢を良くすることを心がけましょう。姿勢が悪いと左右の視力差が出やすくなったり、近視が進みやすくなると言われているので、明るい部屋の中でなるべく目に負担がかからないようにすることを意識しましょう。

適度に目を休め、たまにエクササイズで血行を良くする

一定の姿勢でじっとしていると、筋肉が固くなり、目の周りの筋肉も緊張状態のままになってしまいます。勉強や読書のあとは10分以上目を休めるなどし、適度に目を休めるようにしましょう。また、携帯電話やゲームなどの使用も、目を駆使するため近視の原因になりかねません。意識的に瞬きをしたり、目を上下左右に動かすなど、目を休めながら血行を良くするためのエクササイズを取り入れてみましょう。

蒸しタオルなどを使って目を温めるのも、血行を良くする効果があるため、おすすめです。

屋外へ出て遊ぶことで遠くの物をみる時間を増やす

遠くの景色を見ることは、近業作業で緊張した筋肉を緩ませ、近視予防につながります。運動や散歩などで体を動かすことで、精神的にもリラックスでき、目の疲れを緩和する効果が期待できます。外遊びの時間が長い子供は近視のリスクが減少するというデータも報告されているので、外へ出て遠くの景色を見る時間を意識的に作ってみましょう。

栄養バランスのとれた食事を心がける

栄養バランスの良い食事を心がけ、規則正しい食生活を送ることも近視を予防する効果的な方法です。「目に良いもの」という健康食品ばかりではなく、特定の栄養素に固執しない、複数の種類の栄養素を3食でしっかりと摂ることを意識しましょう。