ガムを噛むと記憶力・集中力が上がる?子供のおすすめガム5選! - cocoiro(ココイロ)

ガムをかむことで記憶力がアップ?子供の勉強をサポートするおすすめガムをご紹介

「ガムをかむことで記憶力が上がる」という話を聞いたことはありませんか?記憶力が上がれば、勉強の効率を上げることができます。この記事では、ガムをかむことと記憶力の関係や、勉強におすすめのガムをご紹介しています。ぜひ、勉強を頑張るお子さんに差し入れをして上げてください。

ガムをかむと記憶力はアップするの?

結論から言うと、ガムをかむことで記憶力はアップするようです。
『記憶力を奇蹟的に伸ばす技術』(河出書房新社)では、小学生を対象とした記憶力の実験について記載しています。

ガムをかみながら記憶した子供は、ガムをかんでいない子供に比べ、正解率が2倍アップしたという結果が出ているといいます。
人間にとってかむという行為は、大きな意味を持ちます。かむことでポンプのように血液が脳に送り込まれ、脳が活性化します。
その結果、記憶力だけではなく集中力や判断力、反射神経も高まると言われています。また、かむという行為には、肥満防止や味覚の発達、顎の発育、免疫力アップによる病気の予防などの効果も期待できます。

記憶について

前日の夕飯のメニューや、財布を置いた場所など、覚えているはずのことを忘れてしまっているときはありませんか?
それとは逆に、学生時代の楽しかった思い出は、いつまでも覚えていることもあるかもしれません。
記憶は簡単に言うと、過去の経験などを脳内で覚えていることです。

ただ、一口に記憶といってもその中身はさまざまです。数ある記憶分類の中で、最も一般的な分類方法と言われている「スクワイヤの記憶分類」では、記憶は以下の3つに分類されています。

感覚記憶について

感覚記憶は外部からの刺激の意味を理解せず、視覚では約1秒間、聴覚では約4秒間保持される記憶のことです。例えば、歩いているときにすれ違った人の顔などが感覚記憶に該当します。
感覚記憶は膨大な量が入り、その中で意味があると選択された情報は、短期記憶へと送られます。

短期記憶について

短期記憶は、感覚記憶で選択された情報が約20秒間保持される記憶のことです。例えば、初めて会った人の名前をその場では覚えているが、次に会ったときに忘れていることなどがあります。
心理学者のジョージ・ミラーによると、短期記憶の容量は少なく、5つから9つまでの情報しか保持できないと言われています。短期記憶は時間とともに忘れてしまいますが、内容を何度も確認するなど、情報を強化することにより長期記憶へと移していくことができます。

長期記憶について

長期記憶は、感覚記憶で選ばれ、短期記憶で強化された情報を、長期間保存することができる記憶のことです。
例えば、修学旅行での思い出などが該当します。長期記憶は膨大な容量があり、多くの情報を記憶することができます。そのため、勉強で学んだ感覚記憶をより多く長期記憶へと移すことができれば、学習効率は大きくアップするのです。