読み聞かせにおすすめの絵本を紹介!
パパはウルトラセブン
『パパはウルトラセブン(学研プラス)』は、ウルトラセブンと娘、親子の愛の形を描いた心温まるストーリー。シリーズ累計75万部を超える超大ヒット作品で、第10回剣淵絵本の里大賞を受賞しています。
パパがこどものころウルトラセブンはどんなにつらくても闘っていた。悲しみをのりこえて苦しさにまけないで闘っていた。パパは今、おとなになって闘っている。悲しいこと、苦しいことがある。泣きたいことだっていっぱいある。でも、それでも闘う。あのころのウルトラセブンとおなじように……。
一家の大黒柱として頑張る、パパへの感謝の気持ちや想いを改めて感じられます。なかなか寝付けない子供も、『パパはウルトラセブン(学研プラス)』の絵本を読むとすやすや気持ちよさそうに眠ってくれるかもしれません。
くらいところからやってくる(講談社)
暗いところが気になって仕方がない主人公の「ぼく」は、思い切ってくらやみに話しかけてみます。暗いところが気になった「ぼく」は、部屋や廊下、家中の明かりを付けて回ります。お母さんに叱られてしまいます。
「どうして明かりを付けたまま寝ちゃいけないんだろう?」
「ぼく」は、やっぱり何かいる気がしたので暗闇に向かって話しかけてみます。
「だれかいるの?」 「……いないよ」思いがけない、くらやみからの返事!
そして僕は「くらやみ」と一緒に、夜空をめぐる旅に出て……。
「暗闇=おばけ=怖い」と感じてしまう子供も、『くらいところからやってくる』の読み聞かせ動画を通して、実はワクワクすることがたくさんあるのだということを感じることができます。
ぴよちゃんのおやすみなさい(学習研究社)
『ぴよちゃんのおやすみなさい(学習研究社)』は、ぴよちゃんのイラストがかわいい寝る前の読み聞かせにぴったりな絵本です。フクロウの鳴き声が、眠れない子供たちを心地よい睡眠に誘ってくれます。
夜もすっかり更けたのに、ひよこのぴよちゃんは眠れずにいました。窓の外のお月さまに惹かれて、窓から外に飛び出しておさんぽにでかけたぴよちゃん。ところが、誘おうとした友達は寝ているし、黒雲に月が隠され、あたりは真っ暗。そしてぴよちゃんは……?
おむすびころりん
むかしむかしあるところに、心の優しいおじいさんとおばあさんがいました。ある日、おじいさんは山へ芝刈りに行き、ちょっと一休みにおばあさんが作ったおむすびを食べようとしました。切り株に座りおむすびの包みを開けると、おむすびがひとつ転がり落ちてしまいました。
大切なおむすびは山をころころと転がり落ちていきます。おじいさんはおむすびを追いかけましたが、おむすびは大きな木のそばの穴の中へ入ってしまったのです。穴の中をのぞいてみましたが、真っ暗で何も見えません。
すると穴の中から、声が聞こえます。穴の中が気になったおじいさんが思い切って穴の中へ入ってみると、そこにいたのはたくさんのねずみが、おじいさんが落としたおむすびをおいしそうに食べていたのです。その姿を見て嬉しくなったおじいさんは、その日からおむすびを毎日穴の中へ落とすようになり……。
「おむすびころりん」は、自分の欲求を満たすことよりも、相手の笑顔や幸せのために何をしてあげられるか、という人として大切なことを考えさせてくれます。心温まるハートフルなストーリーは、1~2歳の子供の読み聞かせにオススメです。
まとめ
子供への絵本の読み聞かせを習慣化することによって、子供の学習意欲の向上や共感性、協調性、思いやりの気持ちをより高めてくれます。子供の成長を促すためにも、子供の趣味嗜好に合わせて子供が眠るまで付き合ってあげてください。