日本昔話を読み聞かせするメリットと厳選15選

日本むかし話を読み聞かせするメリットと厳選15選

「だいだらぼっち」、「鶴の恩返し」、「花咲じいさん」、「浦島太郎」、「マッチ売りの少女」など、日本には数々の昔話があります。筆者が小学生のころに、校長先生が月に1度の全体集会でよく日本昔話を聞かせてくれたことがありました。当時は話の内容をよく理解できませんでした。しかし、大人になるとようやく話の意味や、絵本をとおして読者に何を伝えようとしていたのかが腑に落ちるもの。

子供にどんな絵本を読んであげたら良いのかわからない、子供の語彙力を高める絵本を探している、という方には昔話の絵本をおすすめします。なぜなら、昔話には人間性を高める上で必要となる道徳や昔の人々の数え切れないほどの知恵が詰まっているからです。

そこで当記事では、厳選した昔話の絵本15選をご紹介します。子供に読み聞かせしているパパやママも、心がほっこりして懐かしい気持ちに浸れます。

昔話を子供に読み聞かせするメリットとは?

昔話を子供に読み聞かせするメリットとは?

自己肯定感や社会性が高くなる

昔話に限らず、絵本の読み聞かせを続けていくことによって、子供の自己肯定感や社会性が高くなると言われています。事実、それを裏づける興味深い研究結果があります。

2012年、障害保険福祉研究情報システムが20~50代の男女計5,258名と、中高生21,169名を対象に行った「子どもの読書活動の実態とその影響・効果に関する調査研究報告書〔概要〕」によれば、子供のころに本を読む機会の多かった人の方が、成人してからの「未来志向」「社会性」「自己肯定」「意欲・関心」「文化的作法・教養」「市民性」のすべてにおける意識や能力が高いことが分かっているのです。

特筆すべきは、就学前から小学校低学年までの「家族から昔話を聞いたこと」「本や絵本の読み聞かせをしてもらったこと」といった読書活動は、成人の「文化的作法・教養」との関係が強いという点。つまり、子供のころの読書活動と体験活動の両方が多い人ほど、大人になるにつれて能力が高くなっているのです。

子供の語彙力を鍛えることができる

自分の考えていることを相手に伝え、理解・納得してもらうためには、どれだけ語彙の引き出しがあるかが重要です。語彙力が乏しいと、言葉遣いがなっていなかったり、稚拙な表現が多いと思われてしまうこともあります。

明治大学文学部教授の齋藤孝氏によると、語彙力があるかどうかでその人の生涯年収にも影響を与える可能性があると言われているほどです。知性を磨いて語彙力を鍛えるためには、考えや物事の捉え方が柔軟な子供のうちから、多くの絵本を読む機会を積極的に作ることが必要です。その1つとしておすすめなのが、社会生活を営む上での重要なヒントが詰まった日本の昔話なのです。