食材の知識が増えていく絵本
絵本を通して食材の栄養などの知識を学ぶことができるおすすめ絵本を2冊紹介します。
どうして野菜を食べなきゃいけないの?
野菜が苦手な子供に、「どうして野菜を食べなければいけないのか」を説明できるおすすめ絵本が『どうして野菜を食べなきゃいけないの?』(新星出版社)です。絵本に登場する野菜は「ピーマン君」「イチゴちゃん」などのキャラクター設定になっており、野菜を食べることでどんな栄養素が摂れるのかなど、野菜についての知識を増やしてくれます。
たべるのだいすき!みんなげんき
食材に含まれる栄養素が、人間の体の「元気」を作ることを紹介し、食材がどのように作られ、生まれているのかをわかりやすく解説した絵本が『たべるのだいすき!みんなげんき』( 金の星社)です。どの栄養素がどんな栄養につながるかを知ることで、子供が食材に興味を持つきっかけを与える1冊です。
レシピが学べる食育本
食育についての知識はもちろん、レシピについても紹介しているおすすめの食育本を紹介します。
野菜ギライが一発でなおる!親子でおいしい大評判レシピ
子供が野菜が嫌いな場合は、野菜をつぶしたりごまかしたりしながら食卓に並べることもあるかもしれません。しかし、『野菜ギライが一発でなおる!親子でおいしい大評判レシピ 人気殺到!久里浜幼稚園のお料理教室』(双葉社)では、野菜のおいしさが伝わるレシピで、多くの好き嫌いを解消してきたという、神奈川県の私立久里浜幼稚園で開かれた料理教室のレシピを紹介しています。苦手な野菜を克服できるアイデアレシピは、家庭でも取り入れることができます。
ハンバーグハンバーグ
『ハンバーグハンバーグ』(ほるぷ出版)は、タイトルの通り、ハンバーグのレシピについて書かれた絵本です。ハンバーグができるまでの過程を「こまかくこまかくトントントン」「ジュージュー」といったリズミカルな文章で表現し、読み聞かせにもぴったりのレシピ絵本です。子供が「ハンバーグが食べたい!」と思わずおねだりするような、食への関心をかき立たせる絵本です。
食育絵本で子供に食の楽しさを知ってもらおう!
食育を家庭で実践するのにぴったりな食育絵本。食への関心を促すだけでなく、野菜嫌いを克服したり、栄養バランスについて学んだりと、親子で食育活動に取り組むことができます。食育絵本を有効的に使い、子供に食の楽しさを知ってもらいましょう。
参考
げんきをつくる食育えほん|金の星社
食育におすすめの本!子供が喜ぶレシピも満載の人気10選|こそだてハック
食育の絵本を読んで毎日の食事を楽しくしよう|おすすめ12選紹介|シェリール
よみ聞かせで好き嫌いがなおる!? 絵本作家スギヤマカナヨさんに聞く、絵本と食育の関係|ニチレイフーズ