お宮参りのマナーと注意点
お宮参りを行う際には、いくつか気を付けなければいけないマナーと注意点があります。基本的なものを3つご紹介します。
お参りの方法
お宮参りの参拝方法は、通常の参拝と変わりません。一般的な例をご紹介しますので、参考にしてください。
【鳥居をくぐる前】
服装の乱れを整えます。【鳥居をくぐる時】
神様を敬い、軽く会釈をして境内に入ります。参道を歩いて本殿に向かいますが、参道の中央を通らずに端を歩きます。参道の中央は神様が通るところとされています。【身を清める】
境内の手水舎(手洗い場)で、身を清めます。左手を洗い清め、右手を清めます。左手で水を受けて口をすすぎ、最後に左手を清めます。【参拝する】
お賽銭をあげ、鈴を鳴らし、2礼します。かしわ手を2回うち、1礼します。(2礼2拍手1礼をします)【本殿を出る】
向きを変えて、会釈をして本殿を出ます。【鳥居をくぐる時】
向きを変えて、本殿に軽く会釈をして境内を出ます。
(引用元:お宮参りの祈祷のやり方は?、お参り作法やマナーは?|MYCHEF LIFE)
服装
当日の大人の服装はおおよそ以下のように決まっています。
- 父親・祖父:スーツ。ワイシャツは白、靴下は黒が基本。父親は礼服が望ましい。
- 祖母:スーツ・着物・ワンピースが一般的。両家の祖母の服装のバランスを考えて、事前の打ち合わせが必要。
- 母親:スーツ・着物・ワンピース。(授乳期でもあるため、近年では授乳口付のフォーマルワンピースが人気を集めている。)
赤ちゃんが和装であれば、母親や祖父母も着物、赤ちゃんが洋装であれば、スーツ……というように考える家庭も増えてきています。
参考
お宮参りの服装完全ガイド | 赤ちゃん・両親・祖父母の衣装選びのポイント 【お宮参り編】|kisste
初穂料
初穂料とは、ご祈祷の際に神社へ奉納するお金のことです。初穂料は玉串料とも呼ばれ、神社によっては料金が決まっていることもあります。決まっていない場合は、相場の5,000円~10,000をのし袋に入れて、当日納めます。
参考:お宮参りのマナーやしきたりすべての疑問を解決!|ウーマンエキサイト