初めてのお正月!素敵な思い出にするための豆知識

初めてのお正月!素敵な思い出にするための豆知識

初正月は、子供が産まれて迎える初めてのお正月です。パパやママにとっても、産まれて初めてのお正月は、とても思い出に残るものです。また普段なかなか集まれない家族ともみんなで、初めてのお正月をお祝いしたいものですが、何か特別なお祝い方法があるのでしょうか? 今回は初めてのお正月、初正月に関する豆知識をご紹介します。初正月が家族みんなにとって素敵な思い出になるよう、ぜひ参考にしてください。

初正月ってどんなお祝い?

初正月は、江戸時代から続く、日本の伝統的な行事です。昔は「新しい年を迎えると1つ歳を取る」という、数え年という考え方が一般的だったため、正月は非常に意味のある行事として、盛大にお祝いをしていました。年の節目としての意味合いもあり、華やかな飾りを飾る風習がありました。また、昔では子供が無事に1歳を迎えられることができずに、命を落とすことも珍しくありませんでした。その名残から、前の年の12月10日までに生まれた子供は、初正月として、破魔弓や羽子板を贈り、お祝いをするのです。

参考初正月とは?|羽子板・破魔弓の橋本屋

親戚みんなで初めてのお正月をお祝いしよう

今年(2013)年の年末年始に子どもを連れての帰省予定

(参照元::祖父母と孫のコミュニケーションに関する意識調査 正月しか会えない孫ともっとコミュニケーションを取るには?代替手段の利用意向は高いものの、スマートデバイスの操作・設定が障壁に|iid

初めてのお正月は、家族みんなでお祝いをするものです。2013年に調査・マーケティング会社の株式会社イードが実施した「祖父母と孫のコミュニケーションに関する意識調査」というアンケート調査によると、20~50代男女、小学生以下の子どもを持ち、かつ自分の親と離れて暮らしている方200人のうち、7割の人が「お正月には実家に帰るつもり」と回答しています。普段はなかなか行き来ができない遠方の祖父母や親戚にとって、孫と一緒に過ごすお正月は特別な意味があります。また、地域によっては親戚一同が介することもあるので、親戚みんなで子供の初正月をお祝いできるということになります。

男の子と女の子のお祝い方法が違う?

男の子と女の子のお祝い方法が違う?
初正月のお祝い方法は、男の子と女の子によって異なります。実際にどのようなお祝いや意味があるのかを見ていきましょう。

男の子

男の子の初正月には、節句人形として破魔弓を贈ります。

破魔弓を飾る

破魔弓は、男の子の初正月に飾る節句人形の1つです。地域によって破魔弓(はまゆみ)というところと、破魔矢(はまや)というところがあります。生まれて初めてのお正月を迎えるにあたり、「健やかにたくましく育ってほしい」という願いを込めて、男の子に贈られる風習があるのです。通常は、「正月事始め」といわれる12月13日から飾りを始めます。12月31日に飾る「一夜飾り」、12/29に飾る「苦立て」は忌み嫌われているので、この日は避けて飾るようにしましょう。昔は床の間に飾ることが一般的でしたが、現在では床の間のない家庭も多いので、魔よけの意味も含めて、子供の寝室に飾るのが良いとされているようです。

破魔弓の意味

なぜ男の子に破魔弓を贈るのか……その理由は、日本では古くから様々な行事で弓矢を魔除けの道具として使われてきたからです。正月の年占いや厄払いなどに使用されてきたことが、破魔弓の謂れとされています。昔は武器として使用していた弓ですが、平和な世になってからは、武器というより魔除け・厄除けの意味が込められています。その願いを込めて、男の子の初正月には破魔弓を贈るという風習が残っているのです。

参考【初正月の祝い方】羽子板/破魔弓/お返し&服装等体験談|マミー

女の子

女の子の初正月には、節句人形として羽子板を贈ります。

羽子板を飾る

羽子板は羽をついて遊ぶものとして、室町時代から親しまれてきました。初正月を迎える女の子には羽子板を贈り、無病息災や厄払いをお願いするといわれています。通常羽子板は、12月中旬から飾りますが、初正月の場合は、12/13の小正月から、翌年の1月いっぱいまで、長めに飾ると良いでしょう。また、お節句のときに、雛人形と合わせて飾ることが多くなってきています。

羽子板の意味

お正月遊びのイメージがある羽子板ですが、この羽子板でつく羽には黒い玉がついています。これは「むくろし」という木でできており、「むくろし」を漢字で書くと「無患子」と書きます。字のイメージから「子供が患わない」という無病息災の願いを込めて、羽子板を贈る風習があるのです。また「羽をつくことで厄落としになる」ともいわれていたので、その意味にあやかって、女の子の節句に贈られるようになったとも言われています。

参考赤ちゃんの初正月。女の子は羽子板、男の子は破魔弓。その意味は?|ちえりん

誰が贈るものなの?

破魔弓や羽子板は、昔は父方の祖父母が買うという慣わしになっていましたが、現在ではパパとママが買ったり、母方の祖父母が買ったり……と、特に決まりはありません。筆者の友人は、双方の祖父母がサプライズで破魔弓を購入してくれたのですが、何も話がなかったため、自分達でも揃えてしまっていた……なんていうことがありました。お祝いしてあげたい気持ちは皆一緒なのですが、2つ同じ物は要りません。最終的には、旦那さんの実家の飾り物になっているそうです。また近年では置く場所がないといった理由から、「破魔弓や羽子板は要らない」と考えるパパやママも多くなってきています。初めてのお正月をどんなふうにお祝いをするのか、予め祖父母と話し合い、決めておくことが大切です。

参考【初正月の祝い方】羽子板/破魔弓/お返し&服装等体験談|マーミー

12月に生まれた子はどうする?

初正月は、原則として12月10日までに生まれた子が対象となります。お正月飾りは、12月の中旬から小正月の1月14日~1月16日まで飾るのが一般的となっているからです。節句の3週間以内に生まれた子供は、翌年にお祝いを繰り越すといわれています。12月10日以降に生まれた場合は、翌年1歳になってからのお祝いになります。確かに、12月に生まれてすぐのお正月は、ママも子供もまだまだ大変な時期です。12月1日~12月9日が誕生日の場合は、家族でお祝いをどうするのかを考えて決めるようにしましょう。また、体調が悪かったりする場合は、無理に行うことは避けてください。1年初正月がずれたとしても、まったく問題はないのです。初正月をいつやるのかは、各家庭の状況に合わせてしまって良いのです。

参考赤ちゃんの初正月。女の子は羽子板、男の子は破魔弓。その意味は?|ちえりん

【まとめ】初正月のお祝い方法を知って素敵な思い出にしよう

初正月にはいくつかの慣わしがあります。また地域や家庭によって、風習が若干異なることもあります。まず「自分達はどのようなお祝いをすれば良いのか」ということを、事前に知っておく必要があります。そして両家の祖父母とは、どのようにお祝いをするのか、破魔弓や羽子板を誰が用意するのか、そもそも破魔弓や羽子板を購入するのか、など細かいことを打ち合わせできるのがベストです。「こんなはずじゃなかった」とならないためにも、きちんと話をしておいてください。また、子供の生まれた時期によっては、初正月の時期が1年遅れるということになりますが、時期や方法は違ったとしても、子供に幸せになってほしいという気持ちはみんな同じです。自分達の家族に合ったお祝い方法で、初めてのお正月を素敵な思い出として残しましょう。

この記事をかいた人

Rie Kato

【職業】 フリーライター 【経歴】 東京生まれ横浜育ち。現在は群馬県在住。 トラック運転手・介護職員・保険外交員を経て、コールセンターの教育係として7年勤務。 専門学校生と小学生、2人の男の子のママ。 【取得した資格】 ・普通自動車第一種運転免許 ・中学校教諭二種免許状(国語) ・訪問介護員1級 【得意な分野】 ・生命保険 ・転職 ・ビジネスマナー ・ひとり親家庭 ・金融 【休日の過ごし方】 ・朝から掃除と洗濯!(家の中がスッキリするとテンションが上がる性質) ・バスケットボール(息子と勝負!)