兄弟喧嘩の原因と対応について解説!親が意識するべき3ポイントとは - cocoiro(ココイロ) - Page 2

兄弟喧嘩を解決したい!親の対応3つのポイント

兄弟喧嘩には良い点があると言っても、あまりにも頻繁に起こってしまっては親も困ってしまうでしょう。兄弟喧嘩を解決するためにはどのような対応をすべきでしょうか。今回は親の対応のポイントを3つご紹介します。

どちらが悪いと決めつけない

けんかをしているときの子供たちには、それぞれに自分の意見があります。親が良し悪しを決めてしまっては、自分の意見を否定されたと感じてしまう子供もいるかもしれません。

悪いとされてしまった子供の中には「親は自分のことを分かってくれない」と感じる子供もいるでしょう。けんかの相手だけではなく、親へも反抗的な態度を強めてしまう可能性があります。

すぐに叱るのではなく、まずはお互いの意見を聞いてあげましょう。気持ちを強く主張しなくても自分の意見は聞いてもらえるということが分かれば、大きなけんかになることを防ぐことができるかもしれません。

全てのけんかを止めようとしない

兄弟喧嘩は大きくなると親の手を煩わせてしまうことから、けんかが始まるとすぐに止めに入る親もいるでしょう。しかし、その都度親が入ってしまうと、子供が自力で解決する機会を奪ってしまう可能性もあります。親が入らなくても、子供がけんかをやめたくなるような工夫ができると良いでしょう。

例えば、好きなおやつを用意しておいて、けんかが終わったら食べにおいでと声をかけてみましょう。子供たちは「おやつを食べる」という共通の目標に向かって、解決への糸口を探ろうとするかもしれません。

またときには自分が折れることを学ぶことで、社会性を身につけることにもつながります。自分がこうすることで物事はうまくいく、ということを自然に学ぶことで、人付き合いの力を育む機会にもなるでしょう。