EQ(心の知能指数)とは?低い人・高い人の特徴とIQとの違い ( 3 )

EQを高めるために必要な4つの能力とは?

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いつもは素直で優しくて良い人なのに、自分の思いどおりにいかなくなるとすぐ不機嫌になったり八つ当たりする人は、子供だけでなく大人にもいます。自分の感情を優先してばかりいると「ちょっと関わりづらい子」と思われてしまうかもしれません。

自分の子供を、本来持っている良さを最大限に引き出して魅力的な「大人」に成長させていくためには、日々の訓練が必要です。そのために重要となるのが、以下に挙げる4つの能力です。

感情を「識別」する能力

「怒っている」「悲しんでいる」など自分の今の感情を知って、相手の感情を汲み取ろうとする能力です。

「自分は今どのような感情が強い状態なのか」「相手は今どんな感情を持っているのか」など、双方の感情を分けて考えることで、次にどんな言葉をかければ良いのか、どんなアクションを起こせば良いのかを自然と判断できるようになっていきます。

感情を「利用」する能力

相手のニーズに応えられるために必要な感情を自分で作り出す能力です。

「感情の識別」で理解した自分と相手の感情をもとに、相手の悩みや課題を解決するためにどんな行動を起こすべきなのか、常に人の気持ちを考えた行動ができるようになります。

感情を「理解」する能力

自分の言動によって相手がどう思うかを深く考えてシミュレーションする能力です。自分の言動によってなぜこの状況が生まれているのか、どんな対応をすれば良いのか。その感情に行き着いた理由を自分の頭で理解することで、次に発生するであろう感情を推測することができます。

落ち込んでいる友達にどんな言葉をかけたら良いのか、この言葉を発したら相手はどんな気持ちになるのか、というように感情の変化をシミュレーションするのです。

感情を「調整」する能力

相手が求める感情を引き出すために、自分の感情をきちんとコントロールする能力です。

この能力が高いと、「識別」「利用」「理解」を自分の中で整理しながら、相手の望む反応につながる行動を選択できるようになります。

テストで満点をとって喜んでいる友人に「おめでとう! 私も頑張る!」と言える人と「よかったね」で終わってしまう人の違いは、ここにあるのかもしれません。