トイレトレーニングの進め方のコツ
トイレトレーニングを始める時期については身体面や情緒面の発達の程度により個人差があるものです。一般的には2歳頃からスタートするといいと言われていますが、こだわることなく子供の発達状態に合わせてじっくりと取り組むようにした方がいいでしょう。
また、トイレがどういう場所か知らない子供に興味を持たせたり、トイレではどのようにすればいいのかについて教えてあげたりすることが大切です。
遊びで身体をたくさん動かす
トイレトレーニングを始める時期の見極めには、トイレで用を足すための身体能力が身についているかどうかが重要な条件となります。補助便座や踏み台を使用してトイレを使用し安定した姿勢を保ちながら用を足すには足腰の力が必要となります。
小さな子供がトイレからずり落ちることなく用を足すには相当の筋力を必要とします。普段から運動を多く取り入れた遊びを通して体を鍛えるようにすると安心してトイレを使えるようになるでしょう。
トイレに興味を持たせる
おむつで長い間用を足してきた子供にとってトイレの存在はピンとこないものです。そこで、トイレトレーニングの第一段階としてはトイレがどのような場所であるかを教える必要があります。
おしっこやうんちが出た後や失敗してもいいので尿意や便意を伝えたときに連れて行ってあげるようにしましょう。そのためにはトイレが楽しい雰囲気になるよう環境を整えておくことが大切です。
人形や絵本を使って排泄の仕組みを理解させる
子供がトイレで用を足せるようになるには、トイレの使い方や排泄の仕方を教えてあげる必要があります。かわいいイラストやキャラクターが登場する絵本だと子供の関心が高く、読み聞かせのひとつとしても活用することができます。
子供は人形や人形劇も大好きなので、手作りの人形で楽しくトイレに行く様子を表現しても喜ぶことでしょう。トイレや排泄にまず興味を持たせ、具体的な使い方や仕組みを教えることが大切です。