子供と一緒に楽しめる!なぞなぞひっかけ問題12選 - cocoiro(ココイロ) - Page 4

言葉遊びの効果とは

言葉遊びの効果とは
なぞなぞという誰もが知っている遊びですが、実は奥が深く、難易度が高ければ高いほど、子供の語彙力や柔軟な発想につながります。「幼児期に言葉の感覚を豊かにするための援助のあり方」をテーマに執筆した国吉先生によると、幼稚園では言葉遊びに対してねらいを設定し、さまざまな取組を行ったそうです。

それに対して、保護者から見た子供の言葉の変容というアンケートを取ったところ、
「言葉の数が増えたように思われますか」という質問に対して、

  • とても増えた
  • 少し増えた

という回答が100%という結果に表れました。
さらに、
「言葉に興味関心を持って聞くようになりましたか?」という質問では、

  • とてもそう思う
  • 少しそう思う

と、興味関心が広がっていると感じている親は全体の95.8%という結果になったのです。

明らかな子供の変化を以下のように自由記入欄に記載しています。

(a)言葉遊びを家庭でも楽しんでいる
(b)言葉を組み合わせて話せるようになった
(c)言葉の意味を理解するまで聞いてくるようになった
(d)会話が続くようになった
(e)文字に興味を持ち始め,教えてもいないのに,読み書きができるようになった
(f) 「~はこうするんだよ」という話をすると「なぜなら~だから」と本人から付け加えて言うようになった
(g)「~は立派だね」等,しっかりとした言葉を使うようになってきた
(h)何か手伝いをお願いしたら「今○○やっているから,これが終わってからね」等,考えて言葉で言
うようになった
(i) 小さい子ども達に遊びを中断させられたり,おもちゃをバラバラにさせられても「赤ちゃんだか
ら,いいんだよ,お母さん心配しないでね」と思いやりの言葉が出てきた。
(j) 重たい荷物を持とうとすると「ママ,無理しなくていいんだよ。パパが帰ってきたらでいいんだ
よ」と言ってくれた時,びっくりした

(引用元:「幼児期に言葉の感覚を豊かにするための援助のあり方」

ちょっとしたことがきっかけで、子供は刺激を受け、刺激が興味や関心へとつながっていきます。さらに行動としても大きな変化に結びつくことは、なぞなぞの言葉遊びにも影響を受けているのではないでしょうか。

おすすめのひっかけなぞなぞ本

超ムカツキ!ダマしダマされひっかけクイズ (大人にはないしょだよ)

簡単なはずなのに、ついついひっかかってしまう……。そんな秀逸なひっかけクイズが満載のなぞなぞ本です。親子間だけでなく、子ども同士でも盛り上がります。

いじわるいっぱい!ひっかけクイズ (なぞなぞ ゲーム王国)

ちょっとイラっとしてしまうような、いじわるなひっかけクイズが載っている一冊です。間違えると悔しくて、飽きっぽい子どももどんどん挑戦してくれるでしょう。

もっとムカツキ!ダマしダマされひっかけクイズ〈2〉 (大人にはないしょだよ)

大人にはないしょだよ、というサブタイトル通り、子ども同士で楽しめるなぞなぞが載っています。ひっかけられると、ひっかけ返したくなって、兄弟や友達と一緒に盛り上がれるでしょう。

まとめ

ひっかけ問題は、頭が柔らかいからこそ、自由な発想で解けるというメリットもあります。子供がなぞなぞに興味を持ち、なおかつ難しい問題や、おもしろい問題を求めるようになったら、ひっかけ問題を出して、発想の引き出しを増やしてあげましょう。

参考
「幼児期に言葉の感覚を豊かにするための援助のあり方」
なぞなぞランド
なぞなぞ・クイズnazo2net
なぞなぞ・クイズnazo2net
なぞなぞ・クイズnazo2net

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