赤ちゃんをぐずらず起こすポイント
赤ちゃんがせっかくスヤスヤ眠っている最中に大きな物音や声、衝撃などによって起こされると驚いて起きるだけでなく恐怖を感じてしばらく機嫌が悪くなり、悪夢となって夜泣きにつながることも考えられます。
睡眠のリズムを整えるために赤ちゃんを起こす必要がある場合は、赤ちゃんにストレスや不安を与えることがないよう、優しく起こしてあげるようにすることが大切です。
身体に優しくタッチする
夜の寝つきをよくするには、できれば午後5時以降までお昼寝することは避けたいものです。長い昼寝の途中で赤ちゃんを起こす場合は、優しく体にタッチするといいでしょう。いきなり強く触ったり、揺さぶったりしたら驚いて大泣きしながら起きることになります。
腕や脚を直接優しくさすってあげたり、マッサージしたりすると心地よく目覚めることができるでしょう。
おむつを替える
体にタッチしてもなかなかお昼寝から目覚めない場合は、おむつを替えてあげてみてもいいでしょう。おむつを替える際には、足やお尻を抱えたりする動作を伴うので熟睡している赤ちゃんでも目覚めやすいものです。
静かにやり過ぎると濡れたおむつがサラサラになったことでさらに気持ちよく寝入ってしまうこともあるので、肌に触りながら刺激して起きるようにおむつ替えをしましょう。
照明を明るくする
赤ちゃんを昼寝から心地よく起こすには、ボディタッチや音などを活用する以外に、照明の力を利用する方法もあります。これは日の出とともに起床し、日没とともに寝るという古来の光による生活リズムを活用したものです。
閉めていたカーテンを少しずつ開けて明るくしたり、目に優しいダウンライトを徐々に明るくしていったりするなど、徐々に明るくしていくと驚かずに起きることができるでしょう。
まとめ:昼寝で赤ちゃんをすっきりさせよう
赤ちゃんの昼寝には、成長ホルモンの分泌や免疫力の向上、脳の発達やストレスや体力の回復など、大人の夜の睡眠とは異なる、成長期ならではの重要な役割があります。
月齢による平均的な昼寝の回数や時間を目安として、あかちゃんが気持ちよく昼寝できるような環境を整えてあげましょう。