赤ちゃんの昼寝はどんな意味がある?昼寝しない赤ちゃんの対処方法 - cocoiro(ココイロ)

赤ちゃんの昼寝はどんな意味がある?昼寝しない赤ちゃんの対処方法

生まれたばかりの赤ちゃんは睡眠のリズムが大人とは違い、数時間おきに寝たり起きたりを繰り返します。昼寝をしないとこのリズムが崩れ赤ちゃんにとってはストレスとなってしまいます。では具体的に子供の睡眠のリズムはどのように変化していき、昼寝はどのように役立つのでしょうか。

月齢別の平均時間と回数は?

月齢別の平均時間と回数は?
「寝る子は育つ」と言われますが「昼寝の回数や時間が多い」「昼寝の時間が短い」「ほとんど寝ない」などの不安を抱えているパパやママもいるのではないでしょうか。

子供の昼寝の回数や時間は成長とともに変化し、最終的には睡眠のサイクルやリズムが整います。目安となる月齢別の昼寝の平均的な回数や時間について説明します。

新生児~生後2ヶ月

生後間もなくの新生児期から生後2ヵ月までの間は、1日の80パーセントほどが眠りで占められている状態であり、ほとんど寝てばかりで過ごしています。浅いレム睡眠状態であることも多く、2~3時間おきに泣いて起きて、授乳や排せつを行うことになります。

体内時計、睡眠リズムは未熟で、昼夜の区別もほとんどつかない状態であると言えます。

生後3~5ヶ月

生後3ヵ月頃の時期はレム睡眠とノンレム睡眠のサイクルが短く目覚めやすいものの、徐々に昼夜の区別がつくようになり、起きている時間も徐々に長くなってきます。

4ヵ月を過ぎると昼寝の回数も1日に2回~3回程度に定まるようになり、夜はまとめて長く眠るようになります。昼夜の区別がついてくるので、朝日を浴びさせる、決まった時間に入浴させる、など生活にリズムをつけやすい時期です。

生後6~8ヶ月

生後半年を過ぎた頃の昼寝は、午前に1時間程度、午後に2時間程度の2回に分けて行うようになります。

この頃になると長いお昼寝が夜の寝つきや深い眠りを阻害することもあるため、特に午後の昼寝は長すぎないように調整してあげることが必要です。夜泣きが始まるのもこの頃なので、あまり長く寝せないで運動量を増やすことも考えられます。

生後9~12ヶ月

生後9~12ヵ月の頃の昼寝は、午前に30分程度、午後に2時間程度の1日2回が一般的ですが、夜にまとめてぐっすりと眠ることができるようになるため、個人差はありますがそろそろお昼寝をやめてもいい時期とも言えます。

午後5時以降まで昼寝をすると夜眠れなくなることもあるため、夜の睡眠状態によってお昼寝の回数や時間を調整するようにするといいでしょう。