赤ちゃんと散歩を楽しもう!楽しく散歩するコツ&必須アイテムとは - cocoiro(ココイロ) - Page 2

赤ちゃんと散歩する必要性

赤ちゃんと散歩する必要性
赤ちゃんと一緒の散歩には、太陽の光や外気に触れることによって体が鍛えられるというメリットもあります。また、外の世界に触れながら、パパやママが景色を眺めながら「きれいな花が咲いているよ」「ワンワンやニャーニャーがいるよ」などと言葉をかけることにも大きな意味があります。

時間を意識することがほとんどないなかで授乳と眠りを繰り返す赤ちゃんが生活リズムを感じるきっかけにもなり、睡眠のリズムを整えることにもつながるでしょう。そこで、赤ちゃんと散歩する必要性やメリットについて説明します。

赤ちゃんに外気を感じさせられる

赤ちゃんがいる家庭では掃除に気を遣い、空気清浄機やエアコンなどで清潔で適温に調節された環境を整えていることでしょう。しかし、生後1ヵ月を過ぎる頃になると、そろそろ外気に触れさせてもいい時期になります。

赤ちゃんは五感をいっぱいに使って外気を感じ、心地よい刺激としてとらえることができるでしょう。頬をなでる風の刺激や匂いなど、感じるものすべてが刺激的なものであり赤ちゃんの脳の働きも活性化されます。

外気に触れることで肌を鍛える

生後しばらくの間、赤ちゃんはママからもらった免疫のおかげでさまざまな病気から体を守ることができます。その後は、徐々に赤ちゃん自身の免疫力を高めていくことが必要となります。

太陽の光には肌に悪い影響を及ぼす紫外線なども含まれていますが、全く外出させないままでいると肌に抵抗力をつけることができません。散歩で外気に触れることで赤ちゃんの肌が強くなります。また呼吸器にも抵抗力がつくと言われています。

リフレッシュ

いつも家の中ばかりでは赤ちゃんもストレスが溜まります。人工的に温度調整された空気に触れてばかりいるのも健康的ではありません。散歩で外の空気に触れることでリフレッシュすることができるとともに、自然の音に癒やされてリフレッシュすることもできます。

また、昼夜を問わず育児に追われてストレスが溜まりがちとなるパパやママにとっても気分をリフレッシュできる貴重な時間となることでしょう。

赤ちゃんの生活リズムが作れる

赤ちゃんは外に出て日光を体に浴びることで体内時計を整えることができます。家の中ばかりいると人工的な光がいつも点いている状態で体が時間を意識することがありませんが、太陽の光を浴びて日中であることを体で感じることができます。

散歩することで赤ちゃんの昼夜逆転現象を回復することができ、夜泣きやぐずりを解消することにもつながります。お散歩する時間帯にも配慮して生活リズムを整えるようにしましょう。

赤ちゃんと散歩するときに気をつけたいポイント

赤ちゃんと散歩する時に気を付けたいポイント
抵抗力や免疫力がまだ身についていない赤ちゃんにとって散歩は刺激の大きいものとなります。五感いっぱいに自然や街を感じるいい機会にはなりますが、赤ちゃんにとっては悪い影響を与えるものもあります。

何よりも大切なことは、赤ちゃんの安全、健康を守ることです。せっかくの楽しい散歩で体調を崩すことがないよう、どんな点に注意すべきかについて説明します。

人込みは避ける

赤ちゃんは生後しばらくはママからもらった免疫で守られていますが、半年を過ぎるとその免疫もなくなってさまざまな感染症にもかかりやすくなります。最近ではさまざまな感染症のリスクがあり、大人でも人混みを避ける方が多くいます。

散歩する際には不特定多数の人がたくさん集まる場所や雑踏などを避けて、静かに安心して過ごせる場所を探すように心掛けましょう。

暑すぎず寒すぎない時間帯に行う

免疫力がまだ十分に身についていないデリケートな赤ちゃんにとっては、外へ出るということだけでも大きな刺激になります。体温を調節する機能もまだ十分に働かないため、散歩する際にはなるべく室温と外気温に差がない時間帯を選ぶことが大切です。

特に夏場の暑くなる日中の時間帯は避けることが必要です。どうしても夏に散歩する必要がある場合は早朝や夕方の涼しい時間帯を選ぶようにしましょう。反対に冬の時期はポカポカと気温が上がってくる昼過ぎの時間帯を選ぶと良いでしょう。

体調が悪い日に無理して出かけない

赤ちゃんは成長する過程でさまざまな病気への抵抗力を身に付けていきます。突然熱を出したり、下痢をしたり、など体調に変化が起こることも珍しくありません。毎日決まった時間に散歩しているからといって、赤ちゃんの体調に不安があるときに無理して出かける必要はありません。

散歩によって体調が悪化することもあるので、散歩前には必ず体調のチェックをするようにして少しでも不安があれば止めるようにしましょう。