スマホを渡す前に!設定したい制限アプリ3選
スマートフォンの特徴の1つに、アプリを利用できるという点が挙げられます。アプリの中には子供のスマートフォンの利用範囲を制限する機能を持つものもあり、各携帯会社の制限サービスと併用することでより安全な利用を促すことができます。
今回は、子供にスマートフォンを渡す前に設定しておきたいアプリを3つご紹介します。
保護者向けGoogleファミリーリンク
保護者向けGoogleファミリーリンクは、子供がスマートフォンでどんなことをして、どのくらいの時間使用しているのかを確認することができるアプリです。
たとえば各アプリの使用時間を確認したり、新しいアプリを子供がダウンロードする際には親へ通知されたりするなどの機能を持っています。使用時間には制限を設けることもできるため、子供のスマートフォン利用を管理することができます。
STOP歩きスマホ
子供がスマートフォンを利用しながら歩く「歩きスマホ」をしていると検知された場合、画面に警告を表示するアプリです。画面の上部に大きく警告が表示されるため、スマートフォンを利用している側からすると画面が見づらくなります。そのため、移動が落ち着いてからスマートフォンを利用するよう誘導する効果が期待できます。
スマートフォンは長時間の利用やSNS上でのトラブル以外にも、歩きスマホによる事故が日々報じられています。歩きスマホはいけないことだと分かっていても、スマートフォンの利用に夢中になっている瞬間は注意の意識が下がってしまうかもしれません。警告を表示させることで、自分が危険なことをしているという自覚を持たせることにつながるでしょう。
あんしんフィルター
あんしんフィルターは携帯キャリア3社に共通して提供されているアプリです。子供の学齢によってフィルタリングの強度を簡易的に選ぶこともできますし、細かなカテゴリの中から子供に見せたくないサイトを選択してフィルターをかけることも可能です。
位置情報や利用状況、インターネットの閲覧履歴などを確認することもできます。これらの確認や設定の変更は、保護者のパソコンやスマートフォンからいつでも行うことができます。ただし、子供が使用しているスマートフォンの機種によっては、制限できる項目が異なる場合があります。これからスマートフォンを子供に持たせる場合は、選んだ機種に対応した機能制限サービスにはどのようなものがあるのかを事前に調べておくと良いでしょう。
便利な制限機能で賢いスマホライフを!
子供のスマートフォンで利用できるアプリやサービスの範囲を制限すると、ときには子供から反発されてしまうこともあるでしょう。しかし、制限をすることによって子供を犯罪やトラブルから守ることができるのであれば、制限の必要さを伝えた上で反対を乗り越えなければいけません。
制限機能を使うことで、口約束以上にしっかりと子供のスマートフォン利用を管理することができます。便利な機能を利用して、親子で適切にスマートフォンを利用しましょう。
参考
家庭等における青少年の携帯電話・スマートフォン等の利用に関する調査結果報告書(概要版)|東京都青少年・治安対策本部
アクセス制限サービス|NTTドコモ公式サイト
安心ナビ|au公式サイト
ウェブ安心サービス|ソフトバンク
保護者向け Googleファミリーリンク