モンテッソーリ幼稚園・保育園を選ぶときのポイント
モンテッソーリ教育の幼稚園や保育園を実際に選ぶときには、どのような点を注意したら良いのでしょうか。具体的に見ていきましょう。
モンテッソーリ教育の時間をどれくらい設置しているか
モンテッソーリ教育という理念を掲げていても、実際に園の活動内容にどのくらい反映されているのかは事前に確認するようにしましょう。園の1日のスケジュールや活動内容について確認し、モンテッソーリが掲げる5つの教育法や、使用している教具の種類などについて、分からない場合は訪ねてみるようにしましょう。
専門の教員の有無を調べる
モンテッソーリ教育では、教員の役割が大きなポイントとなります。国際モンテッソーリ協会（AMI）で発行している国際資格と、日本モンテッソーリ協会（JAM）で取得できる国内のみで有効の資格が、教員向けに施行されています。一般的な教育を受けた保育士の場合は、モンテッソーリ教育についての知識が不十分な場合もありますので、専門の教員の有無について、気になる方は事前に確認するようにしましょう。
園のHPで学校の理念をチェックする
モンテッソーリ教育という言葉がホームページに書かれていても、園の理念が実際には違う場合もあります。全国にはたくさんのモンテッソーリ教育を掲げている園がありますが、年間行事、1日の活動内容、指導方針などは園によってそれぞれ異なります。モンテッソーリ教育に重点を置いている園に子供を通わせたい場合は、園の教育方針や傾向などを事前に確認するようにしましょう。
説明会に必ず参加する
モンテッソーリ教育では独自の教育法と教具が用いられます。専門教員の有無や教具についてはもちろん、モンテッソーリ活動の時間や園の理念については、説明会に参加し、しっかりと確認するようにしましょう。実際に園の雰囲気を確かめることで、子供に適した場所かどうか、両親が見極めることも大切なポイントです。
費用の確認
モンテッソーリ教育の園は、私立の園よりも高い費用がかかることが考えられます。内訳としては、入学金・維持費・保育料・教材費などがありますが、園に入る場合の面接などでも費用が発生します。経済的な負担についてじっくり検討した上で選ぶようにしましょう。
モンテッソーリ教育で子供の自発性を養う
モンテッソーリの幼稚園や保育園に通うことによって、幼児期の子供に合うよう考えられた教育法を実践でき、子供の自発性を養う効果も期待できます。園によってはモンテッソーリ教育における条件が異なる場合もありますので、気になる方は事前に下調べをしてから選ぶようにしましょう。著名人からも支持されているモンテッソーリ教育、今後も注目は続きそうです。
参考
イギリス王室はなぜモンテッソーリ教育を選んだか｜朝日新聞GLOBE+
モンテッソーリ教育ってどんなもの？保育園・幼稚園の特徴や教育内容をご紹介！｜ベネッセ教育情報サイト
日本モンテッソーリ協会（学会）
