イギリス王室も選んだ!モンテッソーリ教育の幼稚園・保育園の特徴 - cocoiro(ココイロ)

イギリス王室も選んだ!モンテッソーリ教育の幼稚園・保育園の特徴

子供の幼稚園や保育園を選ぶとき、一度は「モンテッソーリ教育」という言葉を聞いたことがあるのではないでしょうか。なぜモンテッソーリの幼稚園や保育園が注目されているのでしょうか。モンテッソーリ教育とはいったい何なのか、分かりやすく紹介します。

モンテッソーリ教育が注目される理由

ここでは、モンテッソーリ教育が注目されている理由をご紹介します。実は著名人にもモンテッソーリ教育で育ったという人がいるほどユニークな教育法であり、人気が高まっています。

今回は、そんなモンテッソーリ教育を行う幼稚園や保育園が選ばれる理由や、実際に園を選ぶときのポイントについて、分かりやすく紹介します。

モンテッソーリ教育の理念が注目されている

モンテッソーリ教育は、もともとイタリア人の女性医学博士のマリア・モンテッソーリによって生み出された教育法です。子供自身が自らを教育し、発達させる力を持っていると考えた博士が、子供の成長を観察しながら子供の自由を保証していくことで生まれた教育法です。

大脳生理学や心理学、教育学など、あらゆる分野において効果があると言われており、徐々に「子供の自発性を養う」というモンテッソーリの理念は人々に親しまれるようになりました。

子供をサポートする教育法を実践

モンテッソーリの教育現場が普通の幼稚園や保育園と違う点は、「教員はあくまで子供のサポート」という姿勢をとっていることです。モンテッソーリ教育では、周囲の大人は子供の自由を保証し、自発的な活動を助ける役割を果たします。そうすることで、子供の自発性を養い、子供が自分の意思で行動する力を身につけることにつながります。

モンテッソーリ教育で育った有名人も!

『アンネの日記』(文春文庫刊)の著書であるアンネ・フランクや、Google創業者のラリー・ペイジ&セルゲイ・ブリン、Amazon創業者のジェフ・ベゾス、ピーター・ドラッカー、Facebook創業者のマーク・ザッカーバーグ、マイクロソフト創業者のビル・ゲイツなど、多くの著名人がモンテッソーリ教育を受けたと言われています。

また、最近では将棋で30年ぶりに連勝記録を更新した藤井聡太も、モンテッソーリ教育を受けていたことが明らかになり、モンテッソーリ教育がますます注目されるようになりました。

イギリス王室もモンテッソーリ教育を選んでいた

イギリス王室のウィリアム王子とキャサリン妃の長男・ジョージ王子も、実はモンテッソーリ教育を掲げる幼稚園に通いました。日本モンテッソーリ教育総合研究所の主任研究員・櫻井美砂は、モンテッソーリが世界で普及されていることについて、子供にみられる効果を例に挙げて次のように述べています。

子どもたちも自主性を促される環境で育つと、何をすればいいのか自分で考えたり、逆に先生に対してこうして欲しいと提案したりできるようにもなりますよ。

(引用元:イギリス王室はなぜモンテッソーリ教育を選んだか|朝日新聞GLOBE+

子供の自発性と自由な発想を育てることに着目して、イギリス王室もモンテッソーリ教育を選んだのかもしれません。