七五三を成功させるための3つのポイント
七五三は女の子で2回、男の子は1回(地域によっては2回)しか行わない行事です。初めてのことが多く、不安が募ることも多いはず……成功させるために重要なポイントを3つご紹介します。
数え年か満年齢か
子供の月齢にもよりますが、数え年で七五三を行うとなると、3歳では数え年で2歳、5歳では4歳、7歳では6歳に行うことになります。ここで注意したいのは3歳のケースです。筆者の友人達の体験談では
- 2歳半では着物の着付けなどを嫌がり、写真がうまく取れなかった。
- 髪の毛が伸びず、アップにできなかった。
- 身体が小さく、レンタルの衣装が合わなかった。
- イヤイヤ期真っ盛りで、1日もたなかった。
などという声が多く聞かれました。5歳、7歳ともなれば、親の言うことを理解できるので、言って聞かせることもできますが、やはり2歳での七五三は厳しいと言われています。数え年で行うことが厳しいのであれば、満年齢で行っても全く問題はありません。子供の成長の状況に合わせて、数え年で行うか、満年齢で行うかを見極めることがポイントです。
撮影は前か後か
七五三の時期の写真スタジオは、非常に混雑します。混雑している写真スタジオのデメリットは
- 衣装をゆっくり選べなかった。
- 子供の機嫌が悪くなり、多くの枚数を撮影してもらえなかった。
- 貸し出しの衣装の種類が少なかった。
など、どうしても時間で区切られてしまうので、慌ただしい雰囲気になってしまいます。1日の中で、写真撮影とお詣り、会食を一度にするのは、親も子も負担が非常に大きくなります。写真スタジオでは、早めの予約や、時期をずらしての予約なども受け付けています。子供の状況(月齢・体格・髪の毛など)を考えて、いつ撮影をするのかを決める必要があります。
出席者は誰か
七五三のお祝いには、子供にとっての祖父母が参加するケースがほとんどです。地域にもよりますが、七五三の衣装を祖父母が用意するという慣わしがあり、男の子の場合は父方の祖父母が、女の子の場合は母方の祖父母が準備するのが一般的だと言われています。現在では、着物を新調するのではなく、レンタルで行うケースも多いので、事前にプランを決め、双方の実家と話し合う必要があります。また近所であれば問題はありませんが、どちらかが遠方から出席する場合は、日程や交通手段・宿泊先などの手配も考えなくてはいけません。また何らかの事情で出席できない場合には、後日写真を送ったりする心遣いも必要です。誰に出席をお願いするのか、出席は可能なのか、何かお願いすることはあるのかを夫婦で話合い、決定することがポイントになります。
参考:七五三のお参りはいつ?服装はどうしたらいい?参拝の手順や先輩ママの体験談|mamari