反抗期の子供への対応のコツ5つ
それでは、実際に我が子が反抗期を迎えたらどのような対応をとれば良いのでしょうか? 今回は対応方法のコツを5つご紹介します。
あれこれ口を出さない
まず、我が子は子供から大人になろうとしています。その最中にあれやこれやと口を出してしまっては、「子供じゃないのだから、自分でできる」などと反抗されてしまう可能性があります。
また、自分の体が大人になろうとしている時に子供扱いをされてしまっては、自分が子供なのか大人なのか余計に混乱させてしまう可能性もあります。
親が手を差し伸べなければいけないときは必ずありますが、できるだけ子供が自立できるよう見守ることも、親としてできることの1つでしょう。
否定的な伝え方を避ける
否定的な言葉を使われると、文字どおり自分を否定されたような気持ちになってしまう子供がいるかもしれません。例えば宿題に取り組んでほしいことを伝える際は、「なんでまだやっていないの?」のような「ない」という言葉は避けた方が良いでしょう。やっていないことを前提にされると、否定され、信頼されていないような印象を与えかねないためです。
この場合は、単純に「宿題はやった?」などのように聞いてあげると良いでしょう。ただし、宿題や学校の課題について親から口を挟まれることに抵抗を感じる子供もいるでしょう。毎日のように確認をすることは避けた方が良いかもしれません。
急に態度を変えない
子供が大人になるからと言って、親が突然に対応を変えることは避けた方が良いでしょう。子供も自分自身の変化を受け止めきれていないからこそ、反抗的な態度をとることで自分を分かってもらおうとしている可能性があります。そんな不安定な時期に親からの態度が大きく変わってしまっては、一度に起こる変化を全て受け入れきれず、消化不良を起こしてしまうかもしれません。
子供が自分のペースで成長していけるように、ゆっくり付き添ってあげましょう。そのためにも過度な子供扱いは避けるべきですが、突然突き放すような態度をとることも控えましょう。