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朝食を子供が食べたくなるアイデア
成長期真っただなかの子供が朝食をしっかり食べないと、脳の働きだけでなく骨や筋肉の成長も阻害され、さまざまな弊害が生じます。低体温、集中力の欠如、居眠り、イライラ、無気力、疲れなど体にいいことは何もありません。
しかし、保護者がどんなに朝食を食べさせたくても子供自身に食欲が湧かないと習慣づけをすることもできません。無理強いしなくても子供が朝食を食べたくなるアイデアはないものでしょうか。
なるべく早寝をさせる
子供が朝食を食べたがらない理由には「食べる時間がない」「食欲がない」が挙げられます。文部科学省の調査によると11歳の8割以上が22時以降に就寝しており、寝る前に何らかの夜食を取っている子供もいることが明らかになっています。
朝食を食べられない原因には、「夜更かしをしてきちんと起きられず、食べる時間がない」「夜食を食べて胃腸に負担が掛かり、食欲がない」ことが考えられます。なるべく早く寝かさせて朝、空腹を感じられるようにすることが大切です。
朝起きたら軽く体を動かす
起床後すぐは、頭がぼーっとしているだけでなく体もまだ寝ている状態です。脳が十分に働いていないので、脳から神経や筋肉への情報も伝わりにくく、胃腸などの内臓の働きも十分ではありません。時間の経過とともに徐々に体にスイッチが入るようになりますが、朝の限られた時間では難しいでしょう。
しかし、脳や内臓の働きを活発にするためには、登校前に軽く体を動かすのが1番です。理想は6時半のラジオ体操ですが、できなければ体の曲げ伸ばしだけなど軽いストレッチでも効果はあります。親子でウォーキングやジョギングの習慣を身につけると朝から食欲旺盛になるでしょう。
1口だけ食べさせることから始める
長い間、朝食を食べない習慣が身についてしまっている子供の食習慣を改善することは簡単なことではありません。脳も体も朝食べないことに慣れてしまっているため、なかなか食事を受け付けようとしません。急に無理して食べさせても嘔吐や腹痛を起こすこともあります。
そんなときは長いスパンで考え、決して焦らないようにすることが大切です。ヨーグルトとバナナとパンをそれぞれ1口ずつ食べることができたらほめてあげましょう。まずは、朝起きて何かを口に入れるということに慣れさせることが重要です。