意外と知らない学童保育のおやつ事情。メニューとレアな情報 - cocoiro(ココイロ) - Page 2

手作りおやつが禁止の行政も

駄菓子がおやつに出ると子供たちは喜びますが、親としては添加物が気になるものですよね。どうせなら手作りでおやつを出して欲しいものですが、行政によっては手作りおやつに制限があることも。

  • 調理は禁止
  • 包丁を使うものもダメ
  • 一切手を加えず提供できるものに限定する

という所もあるようです。これらは、行政が定めたルールなので、それに従うしかありません。しかし、制約があっても楽しい時間を過ごせるように、おやつの時間には遊び心がプラスされています。

提供の仕方にも工夫が

たいてい、学童では16時前後になると片付けをして、おやつタイムがスタートします。班ごとに分かれておやつを食べますが、異学年交流の絶好のチャンスなので、提供の仕方にもさまざまな工夫があります。

バイキング形式

おやつの品目は3品から5品程度。
そのなかには苦手なおやつが出ることもあります。苦手なものでも、みんなが美味しそうに食べているとついつい食べたくなるのも、集団で食べるメリットの1つ。

そして、ときにはバイキング形式でおやつが並び、このなかから好きなものを5つ選べる日も! 好きなものが自由に選べる、バイキング形式では子供たちのテンションも上がります。

駄菓子屋方式

子供は駄菓子が大好きなので、時には駄菓子屋さんに見立てて、お菓子を並べて、買い物ごっこをすることもあります。

いっぱい並んでいるとどれを選ぶか迷ってしまうものです。

班ごとに分配方式

1人ずつお皿におやつがのせられて、分けられたおやつを食べますが、班ごとにおやつを準備して、班の中で分けるケースもあります。

これには、上級生と下級生を交流させるという大きな目的があります。
お兄さんやお姉さんが分けてくれる姿を見て、自分の学年が上がったら、下の子に分けてあげる。子供同士が成長できる場所なのです。