子供の「考える力」を養うポイント
問題を解くのとは違う、生きるために必要な「考える力」を養うにはいくつかのポイントがあります。親が子供の考える力を養うために、知っておくべきポイントをご紹介します。
自分の言葉で説明させる
子供が疑問を抱いたとき、自分で何とかしようとしても自力では解決できないこともあります。こういうとき子供は親に質問します。このとき、何がどう分からないのかを子供の言葉で説明させましょう。ただ分からないだけでなく、何がどう分からないのか、何を知りたいのかを説明させることが大切です。
「どうしてなんだろう?」と疑問を投げ掛ける
子供が質問してきたら、簡単に答えを教えるより、「どうしてなんだろう? ○○はどう思う?」と逆に疑問を投げ掛けてみましょう。自分の意見をいうにも、状況がわかっていないとまとめられません。疑問を投げ掛けられることで、状況を判断し理解する力が身につきます。
すべて教えることをしない
親にとっては簡単なことでも、子供は必死に考え答えを知りたがります。ここで簡単に答えを教えてしまうと、聞けば分かるからいいやと考えることをしなくなる可能性があります。質問されてもすべてを教えるのではなく、ヒントを与えて子供が自分で答えを見つけるよう工夫しましょう。