東京都の中学受験の入試日程
偏差値ランキング上位10校の2020年の入試日程は、以下の通りです。
学校名 | 入試日 |
筑波大付属駒場
中学校 |
2020年2月3日(木) 午前 |
桜蔭
中学校 |
2020年2月1日(土)
午前 |
開成
中学校 |
2020年2月1日(土)
午前 |
女子学院
中学校 |
2020年2月1日(土)
午前 |
慶應義塾
中等部 |
2020年2月3日(月)
午前 |
渋谷教育学園渋谷
中学校(2回) |
2020年2月2日(日)
午前 |
渋谷教育学園渋谷
中学校(3回) |
2020年2月5日(水)
午前 |
豊島岡女子学園
中学校 |
2020年2月2日(日)
午前 |
豊島岡女子学園
中学校(2回) |
2020年2月3日(月)
午前 |
豊島岡女子学園
中学校(3回) |
2020年2月4日(火)
午前 |
(入試カレンダー | 首都圏 | 中学受験情報の「スタディ」 より筆者作成)
東京都の中学受験を成功させる秘訣
中学校の数も受験者数も多い東京都の中学受験を成功させるためには、情報の収集とスケジュールの組み方が重要です。
情報を集めてしっかりと学校選びをする
東京都の中学校はたくさんあるため、どんな基準で選んだらいいか迷うことがあるかもしれません。そこで、まずは学校選びの軸となるものを決めましょう。
<学校選びの軸になるものの一例>
- 子供にどんな中学校(高校)生活を送ってほしいか
例)のびのび過ごしてほしい、勉強に集中して取り組んでほしい など
- 子供がやりたいことは何か
例)プログラミングに興味がある、将来は海外に行ってみたい など
- 子供のどんな部分を伸ばしたいか
例)自主性、品性 など
このように、受験をする本人の意志を尊重しつつも、親として子供に大切にしてほしいものを学校選びの軸にすると、受験する学校をある程度絞ることができます。
受験する学校をある程度絞ったら、次は情報収集です。学校の公式サイトを見る、パンフレットを取り寄せる、説明会や文化祭に行くなど、情報収集の方法はたくさんあります。なかでも重要なのは、実際に学校へ足を運んでの情報収集です。学校全体の雰囲気やその学校で過ごす生徒の様子など、行ってみなければ分からない情報が手に入るので、一度は親子で実際に学校へ行ってみることをおすすめします。
「1月入試」「午後入試」を活用してスケジュールを組む
中学受験において、情報収集と同様に重要なのが、スケジュールの組み方です。東京の中学入試日は2月頭の午前中に集中しているため、志望校の入試日が重なってしまうことがあります。そこで活用できるのが、「1月入試」と「午後入試」です。
東京都の中学入試は2月1日から開始されるため、1月受験を都内で実施している中学校はありません。しかし、千葉県の渋谷教育学園幕張中学校や、埼玉県の栄東中学校、立教新座中学校など、首都圏で1月入試を実施している学校があります。午後入試は、試験日時が重なるのを防ぐために実施している東京都内の学校があり、試験日は2月1~3日の間に集中しています。
たとえどんなに合格する自信があったとしても、第1志望校しか受験しないというのは、思うように力を発揮できなかったときのリスクが大きいです。1月入試や午後入試をうまく活用して、子供にできるだけプレッシャーの少ない環境を用意してあげることが重要です。
参考
おわりに
中学受験をして入る学校は主に中高一貫教育のため、12歳から18歳の6年間という長い時間を過ごすこともあります。学校生活において勉強はもちろん大切ですが、子供を成長させる要素は他にもたくさんあります。偏差値はあくまで目安としてとらえ、大切な時期を有意義に過ごすための学校選びを、お子さんと一緒にしてみてはいかがでしょうか。