1日動いていて疲れているはずなのに、布団に入っても何故か眠れない……そんな経験をされたことはないでしょうか? 本来であれば、夜になれば眠たくなるのが人間の体のサイクルです。1日活動していたにもかかわらず眠くならないというのは、何かしら原因があると考えた方がいいでしょう。
その原因が生活習慣にあるとしたら、すぐにでも改めなくてはいけません。この記事では、不眠に関する情報をまとめました。思い当たることがあれば、生活習慣を改善する参考にしてください。
もくじ
不眠のタイプは4つ・まずはどのタイプかをチェック!
日本睡眠学会は、不眠を以下のように定義しています。
この様な不眠の訴えがしばしば見られ(週2回以上)、かつ少なくとも1ヵ月間は持続すること。不眠のため自らが苦痛を感じるか、社会生活または職業的機能が妨げられること。などの全てを満たすことが必要です。
(引用元:睡眠障害の基礎知識|日本睡眠学会)
眠くならないだけではなく、このような症状が続いている場合には、睡眠障害の可能性があります。めまい・食欲不振・倦怠感など、日常生活に支障を来すこともあるので、注意が必要です。
不眠と言っても、その原因によってタイプに分かれます。日本睡眠学会では以下の4つを睡眠障害としています。まずは自分がどのタイプに当てはまるのかチェックしてみてください。
入眠障害
寝る時間になってもなかなか寝付けず、布団に入ってから寝付くまで2時間以上かかる。
中間覚醒
一度寝ついても夜中に何度も目が覚めてしまう。
早朝覚醒
朝起きる時間が普段よりも2時間以上早まってしまう。
熟眠障害
朝起きた時にぐっすり寝たという時間が得られない。