夜眠くならない理由とは?原因を探る
本来であれば、夜になれば眠くなるのが正常な状態です。1日活動しているはずなのに眠れないのは、何故なのでしょうか?
生活リズムの乱れ
生活リズムが乱れてしまうことで眠れなくなるということがあります。人間の脳は、本来、朝起きて夜眠るという一定のリズムで動くようになっていますが、夜更かしをしたり、朝遅くまで寝ているようなことがあると、脳が混乱して眠りのリズムが狂ってしまうのです。
過度のストレス
ストレスは目に見えないものなので、自分ではなかなか自覚することが難しいのですが、過度にストレスがたまってしまうと睡眠のリズムが崩れることがあります。これは、ストレスが交感神経を刺激することが原因です。副交感神経が優位に立たなければいけない時間に、交感神経が働いてしまい、眠れなくなったり、夜中に何度も起きてしまうといった状態になります。
自律神経の乱れ
自律神経が乱れることでストレスを受けているのと同じような状態になり、夕方になっても交感神経が優位に立ってしまって眠れなくなることがあります。代表的なケースは、更年期障害です。ホルモンバランスが崩れることで、自律神経が乱れて眠れなくなってしまうのです。
スマ―トフォン・パソコンの使い過ぎ
スマートフォンやパソコンは私達の生活に欠かせないものになっていますが、このような電子機器からは非常に刺激の強い光(ブルーライト)が出ています。この光が脳を刺激してしまうため、寝る直前までスマートフォンやパソコンを使っていると眠れなくなることがあります。また、ゲームなどを楽しんでいたりすると脳が興奮してしまうこともあるので注意が必要です。
脳の興奮
上記のように、脳が刺激されることで眠気を感じなくなってしまうことがあります。スマートフォンやパソコンの強い光以外には、以下のものが挙げられます。
- 熱いお風呂・冷たい飲み物
- カフェイン
- 本・漫画・映画
運動不足
適度に体が疲れていない状態では、脳がどんなに疲労していても眠くなりにくいです。1日を通して適度に体を動かすことも必要です。