冷やし中華に欠かせない具材といえばきゅうりです。酢醤油だれにも、ごまだれにもよく合い、独特のさわやかな風味は旬の野菜として他のメニューでも大活躍します。冷やし中華の出番は夏に急上昇しますが、トッピングするきゅうりはどのように切っていますか? おそらく多くの方は千切り、もしくは薄切りが多いのではないでしょうか。
いつも同じ切り方ではマンネリ化した見た目になってしまいます。きゅうりの切り方をちょっと工夫するだけで、冷やし中華の見た目は格段にグレードアップします。そこでこの記事では冷やし中華に添えるきゅうりの切り方をご紹介します。ぜひアレンジの参考にしてください
もくじ
きゅうりの切り方の基本とは?
アレンジしたきゅうりの切り方を説明する前に、基本を押さえておきましょう。
切り方による食感の違い
野菜は基本的に繊維に対してどのように切るかで食感が変わります。きゅうりの場合は、この写真のように、輪切りなど繊維に直角に切ると噛み切りやすくなります。
また、野菜スティックのように繊維に平行に切ると、弾力性が残り歯ごたえが感じられます。
きゅうりの繊維は縦?横?
きゅうりは縦長に持った状態で考えると、上から下(縦)に繊維があります。きゅうりの特徴は実と種で食感が異なることです。繊維に平行に切ると食感にバラつきが出るので、食感を良くするには斜めに切ることがポイントです。
冷やし中華を魅せるきゅうりの切り方
冷やし中華に添えるきゅうりは彩りも良く、涼しげな風味を出す大切なアイテムです。ここでは冷やし中華に合うきゅうりの切り方を4つご紹介します。
切り方①基本の千切り
千切りはどんな料理にも合う切り方です。特に冷やし中華のようにタレに絡ませる料理には最適。一番オーソドックスな切り方をまず覚えておきましょう。
- 長さをそろえるために5センチくらいの長さに輪切りに切る。
- 縦に薄切りにする
- それを細く切る
これは、千切りでも少し長さを残したいときの方法です。繊維に対して平行に切るので皮の緑色の部分があるところと、ないところができます。千切りでも食感を楽しみたいときにオススメの切り方です。
切り方②食感にこだわった千切り
野菜は繊維に対して平行に切れば食感が残り、直角に切れば噛み切りやすくなります。その中間をとって、斜め切りにしてから千切りにする方法です。
- 斜め薄切りにする
- 1を縦が長くなるように並べる
- 端から細く切る
この切り方だと長さはそろわないものの、どの部分にも皮の硬いところが入るので、シャキシャキとした食感を楽しむことができるでしょう。
切り方③輪切り
もっともポピュラーな切り方といってもいい輪切り。噛みやすさや、扱いやすさは一番かもしれません。塩もみやサラダなどに適した切り方です。
- きゅうりを縦長に持つ
- スライサーに端を当ててスライドさせる
もしくは
- きゅうりを横長にしてまな板に置く
- 端から細かく切っていく
包丁で切っても特に問題はありませんが、スライサーを使うことで厚さをそろえることができます。時短にもつながるので非常に便利です。
切り方④リボンきゅうり
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きゅうりを薄く、長く切ることで、アレンジしやすい形態にしたものです。柔らかい部分が多いので、曲げたりしても折れることがないのが特徴です。
- きゅうりを1/2の長さに切る
- きゅうりを縦に持ちピーラーでスライスしていく
千切りにするよりもピーラーを使うことで簡単に「リボンきゅうり」ができます。立体的なアレンジをすることで、冷やし中華がおしゃれに見えます。