梅雨の時期が明けて夏になると、スーパーのそうめん売り場はにわかに活気づいていきます。さまざまな種類の麺、つゆが販売され、近年では水でほぐすだけで食べることができるそうめんなども出てきました。
この記事では数多くあるそうめんの中でも本当においしいと評判のそうめんをご紹介します。贈答品としても家庭用としてもオススメできる逸品ばかりですので、ぜひ一度食べてみてください。
本当においしいそうめんランキングBEST5
そうめんの種類は実に多彩です。数多く販売されているそうめんの中から、評価が高いそうめんを見ていきましょう。
小豆島手延素麺 島の光
香川県小豆島産のそうめんです。特徴は酸化しにくく長く保存できるところ。小豆島といえばうどん・オリーブ・ごま油などが有名ですが、このそうめんには特産のごま油を使いました。買ってすぐに食べたいところですが、できれば一夏越した「ひね」の状態で食べるのがベスト。高級品でありながら、リーズナブルな値段であるところも人気の秘密です。
手延素麺「揖保乃糸」特級 黒帯
揖保乃糸はスーパーなどでも多く売られている人気の高い商品です。手延べのそうめんでありながら買いやすい価格設定が特徴。通常スーパーで売られているのは「赤帯」といわれるものですが「黒帯」はその一つ上のランクです。手延素麺ならではの細くコシのある麺と弾力のある食感には定評があります。「そうめんは呼吸をする」としており、保存に適した木箱に入っています。
三輪そうめん山本 三輪の糸依
三輪そうめん山本は創業が1717(亨保2)年創業の老舗中の老舗です。「三輪の糸依」はその伝統を受け継いだ職人が、寒い時期に36時間という長い時間をかけて作り上げています。そうめん用に厳選・吟味した専用の小麦粉を使用。専用の蔵で寝かせてさらに風味が増して、おいしくなった状態で出荷されています。
島原手延素麺 郷の白糸
島原地方は温暖な気候ときれいな湧き水に恵まれた環境にあります。島原素麺の特徴はその強い弾力とのどごしの良さです。煮込んでも崩れないコシの強さは、鍋料理の締めや温かいにゅうめんにもおすすめです。炒める料理にも適しているので、そうめんちゃんぷるに利用されることも多くあります。贈答用としても人気が高く、高級感のあるそうめんとして人気を博しています。
砺波製麺協業組合 大門素麺
「大門素麺」は約160年以上前から伝えられている製法で作られたそうめんです。冬の一番寒い時期、午前1時ごろから製麺の作業を始めます。大門素麺の特徴は細く長く引き伸ばした「丸まげ」。半乾きの状態から丸めて乾燥させることで、この独特の形状が生まれます。コシが強くのどごしの良い大門素麺は非常に高い人気を誇ります。