首都圏で受けられるシュタイナー教育!学費と入学時の注意点 - cocoiro(ココイロ)

首都圏で受けられるシュタイナー教育!学費と入学時の注意点

シュタイナー教育は自由な精神や主体的な生き方を学べる、素晴らしい教育方法です。日本の首都圏においてもその精神を受け継いだ学校はあります。学校の中で子供はどのような教育を受け、どんな生活を送っているのでしょうか。入学を考えるにあたって、学費や卒業後の進路についても、併せてご紹介していきます。

シュタイナー教育とは

シュタイナー教育は哲学者ルドルフ・シュタイナーによって考案され、自由な精神を持つ人間の育成のために生まれました。シュタイナーのいう自由とは自分の信念に従って、まわりの価値に惑わされることなく自らの生き方を選ぶということを指します。自由を手に入れる人間の育成には年齢に合う順序で「体」「心」「頭」と成長することが大切だといわれています。

そのことに主眼をおいた働きかけをするのがシュタイナー教育です。ドイツ発祥のシュタイナーの考えに影響を受け、日本でも大きく広がってきました。全国各地の幼児教育の場でこの教育を施すところは増えてきており、全日制の学校も現在は7校になりました。

【シュタイナー教育】想像力と個の意思を育てる実践教育とは

首都圏で受けられるシュタイナー教育

全国にあるシュタイナー学校のうち関東で開校されているものをご紹介します。

学校法人シュタイナー学園初等部・中等部・高等部(神奈川県相模原市)

住所

初等部・中等部
〒252-0187 神奈川県相模原市緑区名倉2805-1
中央自動車道相模湖ICより15分
中央本線藤野駅下車→富士急山梨バスで13分→シュタイナー学園前下車
高等部
〒252-0183 神奈川県相模原市緑区吉野407
中央自動車道相模湖ICより5分
中央本線藤野駅下車 徒歩18分

学校紹介

神奈川県の相模原市に創立され、小学校から高校までの12年間、一貫したシュタイナー教育を実践している学校で、全児童生徒数は230人以上です。一生を通して学ぶ意欲をもち続け、あたたかい心で世の中に働きかけるような人の育成を目指しています。

芸術性をあらゆる角度から高められるような、エポック授業、体験を多く取り入れた学習、外国語の学びなどがあります。点数によって知的な評価をする通信簿はなく、一年間の子供の成長や様子が書き記された「成長の記録」を学年末に渡されます。

学費

入学料[入学時] 300,000円
施設拡充費[入学時] 150,000円
授業料[月額] 38,000円
施設維持費[月額] 1,000円
教材費[月額] 4,000円

※高等部は授業料が月額47,900円になります。
※上記の費用以外に「学園をささえる会」の年会費3,000円や保険料の一部負担、合宿費なども別に必要になります。