5月の「母の日」の次は6月に「父の日」があります。どちらも日曜日だということはうっすら覚えていても、正確にいつ? と聞かれると答えられないことはないでしょうか。本記事では父の日の覚え方や、どうして父の日というものができたのかについて紹介します。
2019年の父の日はいつ?
父の日は毎年「6月の第3日曜日」です。そのため、2019年の父の日は6月16日(日)となります。
そもそも父の日ってどうやって決まったの?
5月の第2日曜日にある母の日と同様に、曜日が固定されている父の日。なぜこの日に決まったのでしょうか。歴史的な経緯を調べてみました。
始まりはアメリカ
6月の第3日曜日が父の日にしたのは、アメリカで始まった習慣です。5月の母の日とセットで、親にプレゼントを贈る習慣が商業の面からも定着して現在に至っています。
自分の父親を祝いたい1人の女性の行動が定着した
現在から100年以上前、20世紀前半に父の日は始まりました。それに数年先立って、アメリカ国内の教会では5月の第2日曜日が母の日として定着しつつありました。
1909年、母の日を記念した礼拝に参加していたソノラ・スマート・ドッド氏は、「母の日があるなら、父の日があってもいいのではないか?」と考えたそうです。
1909年、ワシントン州スポケーンに住むソノラ・スマート・ドッド氏は、教会で母の日の説教を聞きながら、自分を含め6人の子を男手一つで育ててくれた父にも感謝の日があって良いのではないか考えた。ドット氏が地元の教会に働きかけた結果、翌年の6月に初めて「父の日」を祝う式典が開催され、各地へと広まっていった。
(引用元:「父の日」100周年:起源と現在 | ナショナルジオグラフィック日本版サイト)
これが現在の父の日の原型となったと言われています。すでに母の日が国内に定着しつつあったこともあり、父の日も次第に広がっていきました。1972年にはアメリカの祝日として制定されています。
参考
母の日 | Wikipedia
父の日(6月第3日曜日) | Cross Currents