【知らなきゃ損する!?】小学校の通知表のコメント欄の書き方と例文 - cocoiro(ココイロ)

子供の通知表の評価を見ると一喜一憂するのものですが、毎回頭を悩ませるのが通知表にある保護者のコメント欄。毎回同じこと書いてもいけませんし、何を書けばいいか悩んでいませんか?

この記事では

  • 通知表のコメント欄の書く手順と例文
  • 通知表のコメント欄に書いたらいけない内容
  • 通知表のコメント欄に書く例文2つ

をご紹介していきます。

この記事を読んで、「起承転結」があり、見る側を納得させられるようなコメントを書きましょう。

通知表のコメント欄の書く手順と例文

これから解説していく手順でコメントを書いていくと、ダラダラせず、読みやすい文章になります。

基本的にコメントに対する感想、家での様子、次の目標の順に書いていくといいでしょう。一つずつ詳しく見ていきましょう。

先生への感謝の言葉

まずは日ごろから子供を指導してくださっている先生へお礼や感謝の気持ちを伝えましょう。コメントの初めから親の意見を書いてしまうのは印象が悪くなってしまうかもしれません。

「いつもご指導ありがとうございます」

「いつもお世話になっております」

「2学期はお世話になりました」

このように、感謝の気持ちを言葉にしましょう。

先生のコメントに対する返事

先生がコメントに書いてくれたことに対し、返事を書きましょう。基本的に先生のコメント欄は良かったことを書いてくれていることが多いです。逆に悪かったことは次に生かすよう、前向きなコメントを残してくれます。

この先生のコメントに対し、親としての感想を書きましょう。先生のおかげで子供が成長している、と分かる文章だとより印象が良くなるでしょう。

「苦手だった算数のテストの点が良くなり、本人も喜んでいます」

「お友達が増え、学校で楽しんでいると聞き安心しました」

「授業を集中して聞いていてよかったです」

「漢字を覚えるのが得意で、好きな教科をさらに伸ばしていってほしいと思います」

このように、子供がどんな反応だったのかを書くと、親の気持ちが伝わりやすいでしょう。

家での様子

次に、子供の家の様子を書いていきます。先生は子供の学校生活を見ることができますが、家の様子は分かりません。家の様子をコメント欄に書けば、先生は生徒が学校生活以外ではどんな態度なのかを知ることができます。学校生活と私生活両方の様子を知ることで、生徒にとって良い指導ができるでしょう。

お手伝いや宿題の進み具合、子供が頑張っていることを書くのがおすすめです。

以下に例を挙げます。

「夏休み中は、掃除や庭の草むしりを手伝ってくれて、お友達とも元気に遊んでいました。遊びと勉強の切り替えもできるようになり、宿題も計画的に進めていました」

「日ごろから帰るとすぐに宿題をし、それから遊んでいて、宿題の大事さを分かってくれていました。」

「親戚で集まったときに、年下のいとこのお世話をしてくれて、成長したなと感じました」

「夏休みの自由研究はテーマ決めから実験まですべて一人で行い、なんでも自分でしようという意識が芽生えました」

家の様子を記す中で、ほめたいことはいっぱいあるでしょうが、1、2つに絞って書きましょう。「家では宿題を頑張ってました」のようにあいまいなこと書くのではなく、詳細を書いたほうが先生も喜んでくれるでしょう。

子供の次の目標

通知表の評価を見て「成績が良かった」だけで終わってはいけません。親として子供にどう頑張ってほしいか、次の目標を書きます。このとき、子供に次の学期で頑張りたいことを聞いてみるのもいいでしょう。

親が頑張ってほしいことや、子供が頑張りたいことを書いておけば、先生も学校生活で気にかけてくれたり、協力してくれます。

「苦手な算数を頑張りたいと言っており、家でも積極的に宿題に関わっていこうと思います」

「夏休みの宿題は後半で一気に片付けていましたが、冬休みの宿題は計画的に行てほしいと思います。本人も後半で宿題を一気に終わらせ、疲れているようでした」

「1学期は授業についていけないところもありましたが、本人と話し2学期は頑張りたいと言っていたので、家でも気にかけていこうと思います」

「休み時間に友達と遊ぶのが楽しいと言っていました。人間関係で悩む時があるかもしれませんが、温かく見守っていきたいです」

このように、これからどうなってほしいかを書いてみましょう。

締めの言葉

最後に締めの言葉を書きます。ここは長く書かずに一言で終わらせるのがいいでしょう。

「今後ともよろしくお願いします」

「お手数をおかけしますがよろしくお願いいたします」

「3学期もご指導よろしくお願いします」

「お体にお気をつけください」

このように、先生への感謝の言葉から始まり、締めの言葉までコメント欄に入るよううまく文字数を調整しながら書いていきます。まず、何を書くかをある程度決めてコメント欄に書いていくことをおすすめします。