子供のころからお小遣い帳を使ったお金の管理ができるようになると、小さいうちから将来に向けて金銭感覚を養うことにつながります。
当記事では、未就学児から小学生まで、それぞれの年代に合わせたお小遣い帳の書き方とポイントをご紹介します。お小遣い帳を始めるときのヒントにしてください。
もくじ
【未就学児向け】お小遣い帳の書き方とポイント
小学校入学前の未就学児は、お小遣い帳に記録をすることや、お金の価値を理解することが難しいころです。そこで、親御さんがフォローしながらできるお小遣い管理の方法をご紹介します。
透明な貯金箱を活用してお金を見える化する
未就学児は、硬貨やお札の価値の違いを理解するのがまだ難しいので、お金の量が変動することで増減が分かるようにしましょう。おすすめは、透明な貯金箱を使いお金を「見える化」する方法です。
用意するもの
透明の貯金箱 3つ(できれば同じもの)
シール 3種類
やり方
- 3つの透明な貯金箱をお小遣いの使用目的に分けて、シールを貼ります。
例えば、
お菓子を買うための貯金箱 例:お菓子やキャンディのシールを貼る
おもちゃを買うための貯金箱 例:おもちゃのシールを貼る
貯金用の貯金箱 例:貯金箱のシールを貼る
というように、好きなシールを選んで貼りましょう。
- 子供がお小遣いをもらったら、使用目的ごとに貯金箱にお金を入れます。お小遣いを使うときは、目的別に貯金箱からお金を出して使います。
こうすることで、「使ったらお金が減る」「お小遣いを入れたらお金が増える」ということを見るだけで理解でき、お金が増減する感覚をつかみやすくなります。
お金を貯金箱に入れるときのポイント
お金を貯金箱に入れるときは、初めのうちは3つに均等に入れても良いでしょう。最終的には、子供が判断してどの貯金箱にいくら入れるのか、考えられるようになると良いでしょう。
また、貯金箱にお金を入れやすいように、お小遣いをあげるときは小銭であげるようにしましょう。
お小遣い帳は親御さんと一緒に記入する
貯金箱を使って管理した内容は、親御さんが手伝ってあげてお小遣い帳に記入しましょう。
おすすめは、子供が見ても分かりやすいように貯金箱に貼ったシールを使用する方法です。お金を使ったときに、貯金箱に貼ったシールと同じものをお小遣い帳に貼るようにすれば、子供が見ても分かりやすいお小遣い帳になります。
または、「ひらがなだけで書く」「大きな文字で書く」というようにして、分かりやすくするのもおすすめです。