幼稚園の卒園式は、子供が過ごした園に別れを告げ、小学校への新たな門出を祝う大切な式典です。親にとっても感慨深く、大切な思い出になるでしょう。しかし、卒園式を控えた子供を持つ親は、さまざまな準備を整えなければならず忙しいものです。当記事では、卒園式当日の流れや持ち物、服装などをご紹介します。事前にしっかりと予習し、余裕を持って卒園式当日を迎えましょう。
もくじ
幼稚園の卒園式当日のスケジュール
幼稚園の卒園式は、3月の中旬から下旬の平日に行われます。「卒園証書授与式」と言われている場合もあります。年間行事としてあらかじめ決まっている場合も多いので、確認しておき、スケジュールを調整しておきましょう。
卒園式の時間
卒園式当日は、通常と同じ登園時間に登園し、登園して1時間ほどで卒園式が始まるのが一般的です。かかる時間は1時間から1時間半程度。卒園式が終わった後は、クラスごとに先生からの話を聞いたり、友達同士や先生と別れのあいさつをします。その後、保護者も先生にあいさつをしてから降園します。卒園式後の時間を含めても、午前中には終わるでしょう。
卒園式の詳細なスケジュールについては、卒園式が近づくと幼稚園からお知らせが配布されるので、忘れずにチェックしておきましょう。当日は、時間を厳守し、早く行きすぎたり、遅刻したりしないようにしてください。
卒園式の流れ
卒園式は、下記の流れで行われることが多いようです。事前にプログラムを配布される場合もあるので、あらかじめ確認しておきましょう。
- 卒園児入場
- 開式の言葉
- 園歌
- 卒園証書授与
- 園長先生のあいさつ
- 来賓の祝辞
- 在園児からの送る言葉や歌
- 卒園児の別れの言葉や歌
- 保護者代表のあいさつ
- 卒園の歌
- 閉式の言葉
- 卒園児退場
上記のほかに、思い出写真のスライドショーや、記念品の授与、礼拝、お祈りがある場合があります。
謝恩会や懇親会
卒園式の後は、幼稚園が主催するお別れ会や保護者が企画する謝恩会が開かれることがあります。式典後にそのまま園内で行う場合や、卒園式後に一時解散してから場所を変えて行う場合があります。事前に分かっている場合は、あらかじめ準備をしておき、スムーズに出席できるようにしておきましょう。