今日、住宅事情から鯉のぼりを飾る家庭が減ってきているようです。桜の季節が過ぎ、ゴールデンウィークが近づくと、かぶとや鯉のぼりを飾るといった端午の節句という伝統行事を思い出すもの。そこで当記事では、鯉のぼりを実感できる絵本について紹介します。どれもアイデアいっぱいで個性的な絵本ばかりです。
楽しくなる「鯉のぼり」のおすすめ絵本
子供たちが楽しめる内容の絵本を集めました。仕掛けあり、冒険あり、かわいい動物もたくさん出てくる魅力的な絵本ばかりです。
『ちいさなこいのぼりのぼうけん』(教育画劇)
4歳児から5歳児向けの絵本です。折り紙で作った鯉のぼりが冒険するお話です。鯉のぼりに関する折り紙の折り方について、レクチャーしてくれるアイデアの詰まった1冊です。
レビュー:
舞台は幼稚園。みんなで作った折り紙の鯉のぼりが、冒険をはじめるのです。
ワクワクしますよ!
(はりー隊長さん 30代・ママ 男の子3歳)
(引用元:ちいさなこいのぼりのぼうけん|絵本ナビ)
『ワニぼうのこいのぼり』(文溪堂)
息子のために、お父さんワニは鯉のぼりを買ってきます。そこからお話が始まり、最後には……。奇想天外のストーリーに、想像力の大切さを感じる絵本です。
レビュー:
鯉のぼりをまねしてワニのぼりになったワニの坊やと両親。
猫のぼり、犬のぼり、、、とみんながまねして、最後はとうとう、ゾウやペンギンや馬や牛やだちょうまで、みんなが「のぼり」になっちゃった!
(えみりん12さん 30代 ママ 東京都 女の子3歳)
(引用元:ワニぼうのこいのぼり|絵本ナビ)
『かっぱのこいぼのり』(岩崎書店)
5歳児から6歳児向けの絵本です。主人公はかっぱ。お祭りの5月5日を待ちわびるかっぱとその友達の物語です。お祭りの素晴らしさを体感できます。
レビュー:
水の中で鯉のぼりを泳がすかっぱのお話かと思ったら、なんと、鯉のぼりを水中から見るんです!人間たちが飾った鯉のぼりたちを。こんな風に見たら、すごいだろうなー。こんな発想でお話を作った内田さんにも感動しちゃいました。
(きーちゃんママさん 30代 ママ 石川県 女の子9歳、女の子7歳)
(引用元:かっぱのこいのぼり|絵本ナビ)
『とべとべこいのぼり!』(教育画劇)
2歳児から3歳児向けの絵本です。所々仕掛けがあり、子供を飽きさせない工夫が施されている1冊です。作者は『あらしのよるに』(講談社)で知られるきむらゆういち。親の方が「きっと面白いに違いない」と期待してしまうことでしょう。
レビュー:
最近木彫りの鯉のぼりを作ったばかりなので、手作りの鯉のぼりがとても参考になりました。行事の絵本は、やっぱり孫たちに読んであげて大切にしたいと思いました。
(ぴょーん爺さん 60代 じいじ・ばあば 愛知県)
(引用元:とべとべこいのぼり!|絵本ナビ)
『紙芝居 まいごのこいのぼり』(童心社)
1歳児から2歳児向けの絵本です。紙芝居です。迷子になった小さな鯉のぼりと猫の出会いから物語が始まります。鯉のぼりは無事に家に帰ることができるのでしょうか。
レビュー:
ねこのふーちゃんの優しさに猫嫌いな私ですが、感動しました。行事の絵本として孫たちに紙芝居を読んでやりたいと思いました。
(ぴょーん爺さん 60代 じいじ・ばあば 愛知県)
(引用元:まいごのこいのぼり|絵本ナビ)