ランドセルカバーを購入したものの、いまいち付け方が分からない……。そんな経験をしたことがある人も多いでしょう。それもそのはず、ランドセルにはサイズや種類があるので、マニュアルどおりの付け方ではうまくいかないこともあります。
そもそも、ランドセルには2つの型があります。1つは「かぶせ型」と呼ばれるもので、ランドセル本体の底まで覆っている一般的な型です。このタイプは、ランドセルを開閉する金具がランドセルの底に付いています。
もう1つは「半かぶせ型」と呼ばれるもので、ランドセルの背面を半分までしか覆っておらず、開閉する金具が背面部分についています。半かぶせ型のランドセルは、利用している子供の数が少ないため、ランドセルカバーはオーダーメイドかかぶせ型のランドセルカバーを切って使う必要があります。
ランドセルカバーをしっかりと付けないと取れてしまったり、カバーが破れる原因になってしまいます。だからこそ、きちんした付け方をするのが大切です。
そこで当記事では、「かぶせ型」と「半かぶせ型」に分けて、かぶせ型はランドセルカバーの付け方を、半かぶせ型はランドセルカバーをどうやって手に入れたら良いのかを紹介します。参考動画も紹介するので、ぜひ参考にしてみてください。
もくじ
【かぶせ型】ランドセルカバーのつけ方
かぶせ型のランドセルカバーは100円均一や楽天市場、Amazonなどの通販サイトで簡単に手に入れることができます。無地、透明、キャラクターなど、種類が豊富でさまざまな種類の中から選ぶことができます。
3つのステップに分けてかぶせ型のランドセルカバーをどのように付けるか確認していきましょう。
ステップ1 ランドセルのふたにカバーを通す
まずは引っ掛けのある部分を下にして、ランドセルのふたにランドセルカバーをとおします。ランドセルのバックル部分をランドセルカバーにとおすときに、ランドセルとランドセルカバーをフィットさせるためのマジックテープが付いていることがあります。
マジックテープで固定できるようであれば、した方がずれにくくなるのでおすすめです。マジックテープが付いていないランドセルカバーもあるので、その場合はバックル部分をとおすだけで大丈夫です。
ステップ2 カバーとランドセルを固定する
次は、ランドセルカバーをランドセルに固定します。ランドセルの背カンに引っ掛けを付けて固定できるものもあれば、ランドセルの背負いベルトを外してとおすことで固定するものもあります。
背カン(フック)に引っ掛けるだけのタイプのものは、引っ掛けがゴムかひもでできています。ゴムであれば引っ掛けるだけで固定完了です。ひもであれば、背カンにひもを結び付けて固定完了となります。
また、ランドセルの背カンが金属製ではなく布である場合は、ゴム製の引っ掛けだと固定することができないので、背負いベルトにランドセルカバーの引っ掛けをとおすなどして対応することになります。
ステップ3 しわやよれを調整する
最後に、しわやよれがないようにランドセルカバーを調整しましょう。伸縮性のある素材であれば、デザインが中央にきているか確認しましょう。しわやよれがあると、ランドセルカバーの一部に力がかかってしまうことがあります。
一度やり方が分かってしまえば、簡単にできるようになるので、子供と一緒に何度が取り外しをしてみて、子供が自分でやり方を覚えてしまえば、登下校中や学校でランドセルカバーが取れても対応することができます。
ワンポイント ひもの結び方
ランドセルカバーの引っ掛けがゴムではなく、ひもの場合はしっかり固定する必要があります。ひもをとおす場所は、背カン部分か背負いベルトの下のどちらかになります。
ひもはちょうちょ結びでも大丈夫ですが、緩みにくい結び方をするならイアン結びがおすすめです。靴ひもの結び方にも使えるので、ぜひ挑戦してみてください。