作文で小さいつを書く時に注意すべきこととは?ルールを詳しく解説 - cocoiro(ココイロ)

作文を書くときには原稿用紙に書いて行く上でいくつかのルールが存在します。特に小さい「つ」などのように特殊な文字などはどのように書けばいいか悩んでしまう場合も多いと思います。今回はそんな特殊な文字の書き方も含めた作文を書くときのルールをまとめました。

小さいつを作文で使うときのポイント

原稿用紙に作文を書くとき、小さい「つ」を行の一番上や最後に持ってきていいのか、と悩んだことはないでしょうか? ここでは小さい「つ」を使うときのポイントをご紹介します。

1マス使って「っ」を書く

原稿用紙にはマスがあります。1文字を1マスに書くのが基本ですが、句読点や括弧(かっこ)は文末の文字と一緒に書く場合などがあります。

作文では、小文字「つ」「や」「ゆ」「よ」を最後や一番上の位置につけても問題ありません。句読点や括弧のように、文末の他の文字と一緒に書いても大丈夫です。ただし、見栄えを考えると、小文字、括弧、句読点を最後のマスに単体で記入する書き方(他の文字と一緒に入れない)にした方が、きれいな文章に見えます。

前の部分の文章を調節し、小さい「つ」を1マス使って書けるようにしましょう。

文末の文字に含める

小さい「つ」は必ず1マスを使って書かなければいけないわけではありません。前後の文章を考えて、文頭に「つ」が来ない方が文章の区切りがいいのであれば、文末の文字に含めることもできます。

小さい「つ」の書き方は2通りあるので、原稿用紙を見たときの見栄えや文章の区切りを考えながら書くようにしましょう。

文末や一番上に「っ」を入れないのが理想

ここでは実際に原稿用紙に書いたイメージを見てみましょう。

(引用元:原稿用紙の使い方|小1から楽しく書ける。作文、読解、国語の通信教育。Online作文教室 言葉の森

この例では「しっぽ」という単語の「し」が最後のマスに入っています。「し」と一緒に小さい「つ」を入れても問題ありませんし、行頭に来てもかまいません。どちらでもいいのですが、単語や文章の流れを見て判断するのがベストです。