子供の語彙力、思考力を楽しく育んでいく、言葉遊びゲーム。どんな時にでも何も道具がなくても気軽に楽しむことができるのがとても魅力的です。よくあるしりとり以外にも実は面白いゲームはたくさんあります。当記事では、そんな楽しい言葉遊びゲームをご紹介します。
もくじ
言葉遊びで子供の思考力や語彙力を育てよう
言葉遊びは、おもちゃや道具を使わなくても遊べるものですから、いつでもどこでも子供と一緒に楽しめます。子供がすでに知っている言葉を引き出し、一緒に遊ぶ相手から新しい言葉を出してもらい覚えることで、遊びの中で語彙を増やせるのが、言葉遊びの魅力です。
ゲームのルールに合わせた解答を考えることで発想力や思考力、記憶力も鍛えられます。特に言葉を多く吸収する小学校低学年ごろに、言葉遊びは有効です。言葉遊びを通じて、子供の感性を育てましょう。
子供と遊ぶのにおすすめの言葉遊びゲーム10選
言葉遊びには、子供でもルールが分かるように簡単な設定であることが特徴。また、言葉を多く知っているほうが有利になることから言葉の知識が求められること、言葉や動きを使った表現力や発想力が求められるといったことも特徴がでしょう。
ゲームを始める前に、どんなルールなのか、どんなふうにゲームが進んでいくのかを実際にやって見せながら子供に教えるとスムーズにゲームが進むでしょう。
それでは、子供と遊ぶのにおすすめの言葉遊びゲーム10選を一覧でご紹介します。
しりとり
大人も慣れ親しんでいる言葉遊びといえば「しりとり」です。ルールも簡単で、勝ち負けも分かりやすいので初めて言葉遊びをする子供にもおすすめのゲームです。
<ゲームのルール>
・言葉の最後の音と同じ音が頭につく言葉をつなげていく。
・最後に「ん」がついた人が負け。
<ゲームのアレンジ>
・3文字の言葉だけでしりとりする。
(例:りんご→ゴリラ→ラスク→くるみ→ミント→トマト…)
・条件付きしりとり。「食べ物」「生き物」「カタカナ」など条件を付けてしりとりする。
(例:テーマ「食べ物」りんご→ゴマ→マヨネーズ→ズッキーニ→にんにく…)
・暗記しりとり。前の人が話した言葉を加えてしりとりをつなげていく。
(例い:りんご→りんご、ごりら→りんご、ごりら、ラッパ…)
しりとりもアレンジすることで難易度を上げることができます。小学校高学年以上の子供とのしりとりでは、アレンジを加えて難易度を上げると盛り上がるかもしれません。年齢関係なく遊ぶことができるので家族や友達など大勢で楽しむのもいいでしょう。
仲間集めゲーム
言葉の頭文字が同じ言葉を集めていくゲームです。思いつかなくなった人が負けというシンプルなゲームです。
<ゲームルール>
・お題となる頭文字一文字を決めます。
・お題に沿って順番に思いつく言葉を言い合います。
(例:お題「う」→「うま」「うり」「うきわ」「うちわ」・・・)
・思いつく言葉がなくなり、答えられなくなった人が負け。
<ゲームアレンジ>
・「食べ物の仲間」や「生き物の仲間」など、頭文字ではなくテーマを決めておくと難易度が上がります。
大きい子供も一緒にゲームをする時には難易度を上げてゲームをしてみるのもいいでしょう。
逆さ言葉ゲーム
言葉を逆さまにして、子供にクイズを出しましょう。逆さまの言葉を元の言葉に言い直すことで、思考力を高めていきます。
<ゲームルール>
・親が子供に逆さまの言葉でクイズを出す。
(例:親「ナナバ」、子供「バナナ!」)
人数が多いときは、いくつ解答できたかで競うのがいいでしょう。クイズを出すときはあらかじめお題になる言葉をリストアップしているとゲームしやすくなります。シンプルなゲームですが、子供の考える力を伸ばしてくれるゲームです。