肉やお米は喜んで食べるのに「魚は食べたくない!」という子供に手を焼く親は多いと思います。この記事では子供が魚嫌いになってしまう3つの理由と、魚を食べることで摂取することができる栄養素、また原因別におすすめしたい魚料理のレシピ6選をご紹介します。
もくじ
どうして嫌?子供が魚嫌いな3つの理由
そもそも子供はどうして魚を嫌いになってしまうのでしょうか? 代表的な「魚嫌い」の3つの理由を解説していきます。
生臭い
魚が嫌いな子に多い理由が、独特の生臭さが嫌だという理由です。肉や野菜とは違った生臭さが、子供が魚にとっつきにくい理由となっているようです。
食べるのに時間がかかる・面倒
魚には骨があります。焼き魚や煮魚は、骨を取り除いたりするのが手間で「食べづらい」と思ってしまう子供がいるようです。また、取り除けなかった骨がのどに刺さってしまったことがトラウマとなり、それ以来魚を食べなくなったという子供もいるようです。
味付けやメニューがワンパターン
日本の家庭での魚料理というと、塩焼きや煮魚、照り焼きなど、どうしても和風の味付けが多くなってしまいます。味付けが同じだとワンパターンなメニューになってしまうのも、魚嫌いの理由の1つのようです。
また、水産庁の出している「水産白書」の中で、大手水産・食品会社が女性を対象とし2012年に実施したアンケート調査を紹介しています。アンケートによると、「魚介類は肉類に比べて料理のレパートリーが少ないと思う」「魚介類は調理をするのが面倒である」との質問に、「非常にそう思う」「ややそう思う」と回答した人がいずれも7割を超えていました。
(参照元:(3)アンケートにみる消費者の意識|水産庁)
メニューがワンパターンになるのは、子供に魚を食べさせる親にとっても悩みの種のようです。