愛媛大学教育学部の紀要「子どもの発達と絵本」の研究データによると、子供の発達に及ぼす絵本の役割について以下のように記されています。
絵本は親子のコミュニケーションの一つの 手段であって、知的教育、情操教育の目的ではない。結果論として、知的、情操的発達に結びついてもよい。絵本を見ることによってイメージ力は高まり、その結果,知的にも情操的にも発達し、全面発達した人間になれればいうことはない。「クシュラの奇跡ー140冊の絵本との日々」という本から、クシュラは絵本によって、知能も言語の発達も高められ、外界を広げ、前向きの人生を歩んでいる実話がある。
(引用元:子どもの発達と絵本|愛媛大学教育学部)
幼いころに絵本の読み聞かせを習慣づけることが非常に重要だと考えられます。絵本の読み聞かせを続けていくうちに、知らず知らずのうちに子供の知性や教養が養われ、それが結果としてその後の心と体の発達に影響を与えるのです。
妊娠中や生後間もない言葉が分からないであろう赤ちゃんにも、読み聞かせをすることで感性や想像力が養われていくと考えられているのです。
しかし、どんな絵本を選べば良いのか分からないという方も多いのではないでしょうか? そこで当記事では、0歳児の赤ちゃんへの読み聞かせにおすすめな絵本を厳選して7冊ご紹介します。
もくじ
0歳の赤ちゃんに読み聞かせする本の選び方
冒頭でも触れましたが、赤ちゃんは母親のお腹の中にいるときから、すでに聴力が備わっていると言われています。そのため、「プカプカ」「グルグル」「パチパチ」といったオノマトペや繰り返しのフレーズを用いた絵本や、リズミカルでテンポの良い絵本は赤ちゃんにとっても心地良く感じられるでしょう。
また、生後6ヶ月近くになると、視力が発達し始めることから、猫や犬といった動物をモチーフにした絵本も良いでしょう。
0歳の赤ちゃんに読みたい絵本厳選7選
じゃあじゃあびりびり
『じゃあじゃあびりびり』(偕成社)は、言葉がまだ理解できない新生児でも楽しむことができる1冊です。「じゃあじゃあ」という水道の蛇口から流れる水の音、電車の踏切でよく耳にする「カンカンカンカン」といったオノマトペがイラストと共にたくさん表現されています。
『じゃあじゃあびりびり』を購入して読み聞かせをしているユーザーの口コミでも「車のおもちゃをブーブーと言いながら遊ぶようになった」「何度か読み聞かせするうちに、水道を指差して『じゃあじゃあ』などと伝えてくることもある」という具合に、0歳児の言語教育にもつながっているようです。また、絵本自体が小さくてコンパクトなため、外出する際に持っていくのも便利です。
水道、自動車、踏切、飛行機、掃除機、赤ちゃんの泣き声など1歳児の身の回りにある物と音が書かれいて理解が早いようです。
自動車、理解出来るようで、ハンドルを握る仕草をします。
踏切は実際に動画を見せたのでカンカンカンという音が分かるようです。
水道も家で見ているのでじゃあじゃあという音が理解出来るようです。買って良かったです。
まついのりこのあかちゃんのほんをシリーズで買ってみたいです。
(引用元:じゃあじゃあびりびり (まついのりこのあかちゃんのほん)|Amazonレビュー)