英語を習うことができる学童保育が存在することを、ご存知ですか? 学童で英語を教えてくれる所があれば、放課後預かってもらいながら習い事ができて一石二鳥です。
しかし、どんな点に注意して選んだらいいのでしょうか。そこで今回は、英語を習える学童が人気理由や、選ぶ時に注意するポイント、英語の学童保育教室をご紹介したいと思います。
もくじ
英語の早期教育が一般的に
2020年から施行される「学習指導要領」では、5・6年生では英語が必須となり、さらに、2021年からは中学校の英語科では、原則英語で授業を行うことが確定しています。
必修化や英語による授業など、英語教育の早期化の動きが活発になっていることを受け、株式会社イーオンは全国のイーオンキッズに通う保護者500名と、英会話教室に通わせている保護者500名にアンケートを実施しました。その調査では、小学校の英語教育の早期化についてという質問に対して、良いことだと思うと答えたのは64.2%と半数以上の人が賛成の意思を示しています。
賛成する理由はというと、
「世の中のグローバル化に対応するため」
「英語への抵抗を早くからなくすため」
という前向きな意見を持っている人が多いようです。
これらの意見から見ても分かるように、英語の早期教育は一般化していくことでしょう。そのためにも、学童に通いながら英語を習うというのは、時代の流れに乗るという意味でも理にかなっていることなのではないでしょうか。
学童保育で英語を学ぶメリット・デメリット
学童保育で英語を学ぶメリットにはどのようなものがあるのでしょうか。また気になるデメリットについても見ていきましょう。
学童保育で英語を学ぶメリット
英会話スクールで英語を習うのと違い、学童では放課後の時間を利用して、遊びと生活、そして習い事が同時にできるので、掛け持ちする必要がありません。
時間やお金に換算しても、大きなメリットがあると言えます。
学童保育で英語を学ぶデメリット
学童保育で英語を学ぶデメリットといえば、子供の不適応が考えられます。
英語に一切触れることのない環境から、学童保育で突然英語を習うようになると、拒否反応を起こすケースや、嫌いになってしまう可能性もあります。そのため、学童保育で英語を学ばせるなら、事前に英語に対しての興味を持たせることが重要になってきます。
また、クラスの友達との温度差も気をつけなければいけまん。それは、学童では英語が当たり前でも、学校では日本語で話しますし、学童と同じように接すると友達から距離を置かれてしまうケースもあるためです。
いじめや仲間はずれの原因にもなってしまう可能性があるため、英語を使う場面とそうでない場面を整理してあげる必要があります。