子供に英語を習わせるなら早いほうがいいと言われています。でも幼いほど記憶力は低いので本当に意味があるのか疑問に思うこともあるでしょう。幼い子供でも記憶に残りやすい方法で覚えれば、英語だってちゃんと記憶することができます。英語を通して記憶力を高めるコツを紹介します。
もくじ
記憶に残りやすい覚え方
幼い子供でも印象が強いものははっきりと記憶に残ります。記憶力は大人より低いですが、印象を強くすることで限られた範囲でもちゃんと記憶できます。子供の記憶力を高めるのに、おすすめの方法とコツを見ていきましょう。
感情とセットにして覚える
幼い子供でも楽しいことはちゃんと覚えています。その逆に嫌なことや怖い経験も記憶には強く残ります。小さいから記憶できないのではなく、覚え方が違うだけなのです。子供に記憶させるには、感情とセットにするといいでしょう。ただし悲しい感情や怖い思いは避けましょう。
英語を教えるには、楽しく学べることが大切です。歌に合わせて踊るくらいなら幼児でも出来ますし、楽しい時間にできれば記憶にも残りやすいです。楽しく歌って踊ればそれが英語でも、楽しいとか嬉しい感情と結びつくので記憶に強く刻まれます。歌を聴くたびにそのときの良い感情を思い出すことができます。
考えながら覚える
幼児を対象とした英語教室では、英語を勉強するというよりは、歌を歌ったり、歌に合わせて踊ったりして英語に触れます。最初は聞きなれない言葉だから戸惑いもありますし、何を言っているのかさっぱりというのがほとんどです。
そんなときに、軽快な音楽が流れてきて歌に合わせて踊れば子供も楽しい気分になります。意味は分からなくても耳で聞いて考えるクセが付けば吸収も早くなります。記憶には五感が大きく関係していますので、幼児向けの英語教室のやり方は理にかなっていると言っていいでしょう。五感をフル活用して、考えるので記憶に残りやすいのです。
手や指を動かしながら覚える
手や指を動かしているときは、脳を使っています。脳が活性化すれば記憶力も高まりますので、指や手を積極的に動かして覚えるのもいい方法です。数え歌は手や指を使って、曲に合わせて歌ったり踊ったりします。日本語でも英語でも、幼児には歌に合わせて指や手を動かして踊れば記憶に残りやすいのは確かです。
ここに楽しいという感情が加わると、いい印象に結びつきます。嫌々では吸収しにくいことも、楽しければ子供はどんどん吸収していきます。