まだ間に合う?簿記1級に必要な勉強時間から試験情報まで徹底解説

「就職活動に向けて」または「入社してから簿記の知識が必要になって」など、さまざまな理由から日商簿記1級の受験を考えている人がいることでしょう。今回は日商簿記1級合格に必要な勉強時間から、取得するメリット、試験情報、さらに独学と専門学校を比較した場合のメリット・デメリットまでご紹介します。

日商簿記1級合格に必要な勉強時間

日商簿記の2級や3級はすでに取得済みという人もいるかもしれませんが、1級は一気に難易度がはね上がります。

簿記検定独学応援ナビによると、合格レベルに達するまでにかかる時間は、簿記3級は平均50時間、簿記2級は平均80~100時間だそうです。しかし、これが簿記1級になると500時間程度必要になります。これは、1日に2時間勉強したとして250日、月換算で約8ヶ月もかかるということです。

しかも、これは効率的に学習できた場合であり、仮に独学で周囲に合格した人がいなければ、さらに学習時間が必要になる可能性が高いでしょう。

参考

簿記1級合格までの勉強時間は? | 簿記検定独学応援ナビ

時間をかけて取得する価値がある? 簿記1級の取得メリット

日商簿記1級には、自身の大切な時間を500時間も割くメリットはあるのでしょうか。ここでは3つのメリットをご紹介します。

①自身の知識や努力の証明になる

日商簿記1級の資格を取得したからといって、すぐに企業の経理業務をこなせるというわけではありません。

しかし、一定の簿記に関する知識を保有していれば、仕事の理解に役立ちます。また、このような難しい試験に挑戦し合格できたことは、これから就職活動を考えている学生には良いアピール材料になるでしょう。

②学習習慣がつく

日商簿記1級を取得するには、相応の学習時間が必要です。一夜漬けで合格できるといったレベルではなく、一定期間勉強を続ける必要があるということです。

特に社会人になって間もない人の中には、学生時代とは異なり学習習慣がなくなってしまったという人もいるでしょう。そのような人が学習習慣を取り戻すためにも、日商簿記1級の試験は良い機会となるでしょう。

③資産形成に役立つ

人生100年と言われる現代において、老後の生活に困らないように若いうちから資産形成に取り組むことは重要です。

高度な簿記の知識を得ることで、経済に関する理解や資産状況の分析などに役立つことが期待できます。資産形成のための投資を行う際、投資先の見極めなどにも活用できます。